2020年の診療報酬改定で緩和ケア病棟はさらに厳しい運営に迫られることになるでしょう。

こんにちは、札幌の在宅緩和ケア医@今井です。

 

バズフィードの記事で緩和ケア病棟の問題点について西先生が諸々書いてくれていますね。皆さんもうお読みになったでしょうか?

緩和ケア病棟から追い出される? ケアの現場に持ち込まれた「連帯責任制

端的に要約すると診療報酬改定に伴い、緩和ケアを十分に行うためのホスピス緩和ケア病棟にも病院経営上の問題点がふりかかっている。その結果患者さんや医療者にも無視できない負担がでてきているが、今後どのように対応していくべきか皆さん自分事として考えませんか?というような内容です。

個人的には緩和ケア病棟の問題点としてはどうしても患者さんを囲い込んでしまうとの印象がずっと拭えなかったため、ある程度外に患者さんをだすためにも前回2018年の診療報酬改定で在院日数のしばりがでてきたのは仕方がないのではないか、と考えていますが、中の側の人(ホスピス側)からの視点ではこのような記事がでてくるのも当然かと思います。

今後この流れはもう少し加速し、2020年の診療報酬改定ではさらに在宅からの紹介率や救急患者さんへの対応、在院日数などのしばり等々条件が厳しくなるのではないかと予想しています。緩和ケアは入院のみならず外来や在宅でもきちんと対応していきましょうね、と・・・

経営面から考えると緩和ケア病棟を運営していくことは診療報酬上も、医療人材上もかなり厳しくなると考えているのですが・・・・えぇ、できれば札幌でも西区や北区、手稲区などにも緩和ケア病棟ができて選択肢が広がるといいのですが、あまり運営条件が厳しくなると成り手がいなくなるでしょうね。今後どうなるかは注目していきたいと考えています。

 

いずれにせよ2人に1人は癌になるこの時代、がんの治療のみならず緩和ケアやホスピスなどの情報もきちんと知っておくこと、もしくは知っている人を知っていることはかなり重要です。当院はできるだけ生活に根差した緩和ケアを提供したいと考えていますので、宮の森近辺の困った患者さんは気軽に相談だけでも来てくださいね。

 

皆さんの周りでは緩和ケアに詳しい診療所や相談できる場所ってありますか?もしなければ早めに探してみてくださいね。

 

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