なんで年中無休で外来診療しているんですか?って聞かれますが

こんにちは、札幌で年中無休で外来診療&在宅医療を行っている診療所の医師@今井です。

 

外来にかかる患者さんと話をしていると、特に土日では

「自分がよく通っている先生土日休みなんでやっていてくれてありがたいです」

とか

「よく休まずにやってますね。大変でしょう」

とかって言われます。

その中でもたまに聞かれるのが「なんで年中無休で外来診療しているんですか?」って言う質問があります。なぜでしょう??

当院が年中無休で外来診療をするのはいくつか理由があってですね・・・それを少し書いてみたいと思います。

 

それこそがかかりつけ医の役割だから

最大にして唯一と言ってもいいかも知れませんがこれに尽きます。自分はこれからの高齢化する日本の社会においてかかりつけ医(以下ニュアンスとして正しいかかりつけ診療所で統一しますね。)が必須だと常々考えていました。そのかかりつけ診療所の役割は多岐にわたり

①予防医療の提供

②総合診療の提供による、行き過ぎた専門科診療とのバランスの調整

③在宅医療、在宅緩和ケアを地域に密着して実践

④医療のみならず介護面でも情報提供ができ、かつ良質なサービスの提供

などが求められるようになると考えていますし、実際日々必要とされています。

 

では上記を提供する際に大事なことは何かな?って考えたときに、以下のように考えました。

①かかりつけ医として活動するなら、とことん患者さん目線で行動すべき

②そもそも在宅医療や在宅緩和ケアでもそうだがかかりつけ医として外来でも患者さんの主治医になるのであれば、プライマリーな医療の提供は曜日に関わらずきちんと自院で責任をもつべきではないか?土日はうちは休みです、土日はやっている他の診療所に行ってね、というのは本当にかかりつけ医として正しいスタンスなのか?と考えると、絶対そうではないと確信しました。

休みだから他の診療所に、っていうのはやっぱりかかりつけ医、かかりつけ診療所としては無責任かなと。そう自分で思っているならやっぱり土日も外来するしかない!!

との考えから土日も外来診療することにしています。ただこれを一人医師で行うことは実際無理&求められている医療や介護面の情報等に関しても複数人の医師や専門職が関わった方が絶対質の高いものが提供できると考えたので、当院ではかかりつけ診療所として複数医師、外来及び訪問看護師、ケアマネやMSW、リハのセラピストなどが在籍する形となっています。(ちなみに土日開くことによって経済的なメリットはほぼないです。休日加算もとれないしスタッフの身体的負担、診療所の経済的負担も大きいですし・・・・国からの支援は全くありません!!)

 

これからの社会から求められているかかりつけ医機能を一人医師で行っていくことはかなり厳しいと個人的には思っています。そもそもかかりつけ医とはどのようなことが求められるのか、きちんと考えれば当院のような形態にならざるを得ないような気がしますがどうでしょうかね?

皆さんはこれから社会全体が高齢化していく中で求められる医療って何になると思いますか?自分の問題として考えてみてくださいね。きっと診療所の機能としては上記のようなかかりつけ診療所が絶対必要になるなって思ってもらえると思います。他にご意見あれば教えてくださいね。

 

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