公開日:2019年02月10日

患者さんや家族に言われると嬉しい言葉とは・・・・

こんにちは、札幌で複数医師体制&多職種でのチーム医療を推進している診療所医師@今井です。

 

開業した当初からずっと在宅医療を普及させたい、患者さんや家族の身近に医療を近づけないと考え診療していました。患者さんと距離感の近い関係で濃厚に診療できる体験ってやっぱり入院でも外来診療でもなくて、在宅医療の醍醐味なんですよね。

そんな感じでずっと診療していましたが(現在もそうですが)、やっぱり診療していて一番うれしかったこと、やりがいにつながることは患者さんや家族の方からの自分への感謝の言葉でした。

「先生が最期の主治医でよかった」

「もっと早くから在宅医療を知っていれば・・・でも先生ありがとう」

「いい時間を自宅で過ごせました」

などなど・・・・

医療者としてはそのように、「先生ありがとう」と自分自身、個人が患者さんや家族に御礼を言われるのが一番うれしく、日々の診療の原動力となってきました。

 

翻って最近はどうでしょうか?自分個人が感謝されると確かにうれしいですが、その感情よりもより上位の嬉しさがあることに気がつきました。

なんでしょうか?皆さんおわかりですか?

そうです、実は診療所のスタッフが感謝されていることを聞くのが何より嬉しいんです。

自分が感謝されたり「先生じゃなきゃダメ」って言われるより、自分以外の診療所の医師や看護師、MSWなどが関わった患者さんから「○○さんはすごいよかった」とか「▲▲さんは本当に良くしてくれた。感謝しています」とか「先生の診療所の皆さんにお願いして良かった」と言われる方がより大きな喜びと励みになっています。

ということで自分個人はできる限りいい診療をしていきたいとはいつも思っていますが、今年は診療所のチーム全員が感謝されるような診療所運営を目指して頑張っていきたいと考えています。

 

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