【ブロックチェーン×ヘルスケア】2025年頃には見える景色、取り巻く環境が全く変わっているでしょうね
ITリテラシーがそこまで高くない札幌の医師@今井です。
日進月歩のブロックチェーン関連のニュースですが一番商業的に価値をもつ分野の一つがヘルスケア産業であることは間違いないです。
この分野においてブロックチェーン技術を駆使して付加価値の高い医療システムを先行してつくった場合、その企業がもつ影響力は現在のグーグルやフェイスブック、アマゾン並み、もしくはそれ以上になるでしょうね。
ということで投資などは全くしていませんがブロックチェーンを取り巻くニュースについては1医療者として興味もって見ていきたいと思います。
本日は以下の記事の紹介です。こんな話も徐々に現実で進んできているんだなって認識しておくことは今後の日本での医療がどうなるかを予想する上でも重要でしょう。
ブロックチェーン使ったバーチャルクリニック 重大疾患の治療に希望もたらすか
気になる部分だけ少し紹介します
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トラステッドヘルスのプラットフォームでは、患者は、世界の反対側からでも、その病状を専門とする医者から素早く助言を受けることができる。つまり、ブロックチェーンのテクノロジーによって、患者データを安全に管理する方法が改善され、ヘルスケア従事者らは迅速に情報交換できるようになるのだ。
さらにこの企業は、セカンドオピニオンをより求めやすくすることを目指している。
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ジャルザベックを行動へと駆り立てた動機の背景には、こうした非効率性に実際に遭遇してきた彼自身の経験がある。彼は『コインテレグラフ』のインタビューにこう応じた。「数年前、膵臓癌で母を亡くしました。亡くなる前の数ヶ月間、一番正確な診断と効果的な治療法を求めて世界中を飛び回りました。そして気がついたのです。今、医療専門家たちは、あまりにもバラバラの場所にいるということに。」
彼の会社のゴールは、患者とその家族が、治療プランを改善しようとするときに、所在地、時間、費用面で心配する必要がないようにすることだ。そうすれば、彼らは、治療プランをコントロールできることを実感でき、大事なことに集中できる。
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トラステッドヘルスは、トラステッドドクターと統合される予定だ。トラステッドドクターは、患者と、専門の医者をつなげることに特化した既存のバーチャル・プラットフォームだ。現時点では、脳、肺、前立腺癌の患者専用となっているが、18年始めからは乳癌、脊椎関係の患者の支援も計画している。
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現在、トラステッドドクターでは世界中の80の医者から構成されるネットワークにより、250の患者らが適切な治療法を入手している。また16人の患者からなる組織とパートナーシップを築く一方で、イギリス、スイス、フランス、アメリカを拠点とする6つの病院ともバーチャル医療試験を実施してきた。また、医者らは世界中40以上の病院との安全性の高いオンライン・コミュニケーションのシステムを活用している。
「ペイシェントリンク」を利用すれば、患者らは、自らの健康状態や医療記録の詳細を含んだ安全性の高いプロフィールを作ることができる。また、地理的に離れている自らが選んだ専門家に、そうしたデータを見てもらい、診断してもらうことも可能になる。
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トラステッドヘルスによると、ブロックチェーンをベースにしたプラットフォームのおかげで、治療センターや保険会社は患者の罹患情報等を安全性の低い隔離されたデータベースを通さずにセキュアに共有しやすくなる。こうした劇的な進歩は、医療研究における変革を引き起こすことにもつながり、将来、命に関わる疾患についての治療法をより良いものへと導くことになるという。
そんな生態系を支えているのは、TDHトークン、すなわち「ヘルスケアの共通通貨」だ。患者は、この通貨を医者への支払いに使用できる。さらに、このトークンを持つ専門家らは研究用の匿名データにアクセスできる。また、トラステッドヘルスは、治療費を賄えない患者らに収益の一部を給付することも検討している。
こんなことが世界で始まっているってとてもワクワクしますね。少なくとも2025年頃には見える景色、取り巻く環境が全く変わっているかと思います。自分達もどんどん変化していかないと駄目ですね~
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