公開日:2017年11月29日

失神の原因と診察について

時間をみつけて更新していきたいと思います・・・・

 

こんにちは、今日はいわゆる失神について少し書いていきたいと思います。

外来診療でもよく相談していますが大体皆さん”急に目の前が暗くなって”とか”気が付いたらトイレで倒れていた”とかって訴えられます。

失神の原因は色々あるのですが頻度でいくと①血管迷走神経反射②薬剤性③貧血、がやはり多いかと思いますが、他にも脱水や低血糖、不整脈や一過性の脳虚血発作、てんかん、心因性反応なども頻度としては高いため鑑別診断にはあがります。

診察の手順としては①問診と身体所見②採血検査③必要に応じさらにCTや胸部写真、心電図、となります。

多くは問診でその時の状況をお聞きすればおおまかには判断できますが、なかには危険な失神もあるためやっぱり受診されたときには検査は必要と考えています。

人によってはさらに専門医への受診を促したり、または簡単なお薬調整や生活や排便状況の指導で改善することもあるため、まずは失神発作が起きたときには受診を考えてみてくださいね。

ということで簡単に失神の原因と診察について書いてきました。参考にしてみてください。



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