脳血管障害の患者さんの外来診療について

さて今日もゆっくり診療していきたいと思います・・・・

 

こんにちは、本日で外来開始3日目です。院内ではまだまだすることがあり継続して診療と並行して整備進めています。

↓看護師さんが栄養補助食品の展示してくれています。メイバランスやその他各種ゼリーや嚥下食など患者さんやご家族の目につくように置き、少しでも周知していきたいと思っています。

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さて本日は脳神経外科領域の診療について少し詳しく書いていきたいと思います。具体的には脳梗塞後遺症やくも膜下出血後遺症の患者さんに関してどう外来診療していくか、ということです。(過去にも 脳血管障害の患者さんの在宅療養について http://www.imai-hcc.com/archives/5103 で在宅療養については書いていますので時間ある方みてみてください)

脳血管障害の患者さんの外来診療については、一度疾患イベントがあったものの後遺症の程度、例えば麻痺や嚥下障害、高次脳機能障害、失語など、が軽く経過が良好であった患者さんが対象になるかと思います。(重ければ在宅医療の適応になっているでしょう)この場合の最大の治療目標は当たり前ですが再発させないこと、に尽きるかと思います。ただ他にもADLを保つこと、肺炎や褥瘡などの合併症にも対応することなども非常に重要ですよね。(病状変化はいつあるかわからないので、土日も対応していく必要は外来でもあると思っています。)

実際の投薬面では血圧管理なども含めて生活習慣病の内服管理のほか、場合により抗てんかん薬などの調整も必要でしょう。リハビリについての指導なども必要ですしピンポイントで訪問看護が必要になる場合もあるかと思います。

大きな病院の脳神経外科外来ではそこまで細かく患者さんの話を聞いたり、薬の調整をしたりなどは難しいかと思います。(自分が勤務していた時もそうでしたのでよくわかります・・・)当院の外来では薬の管理はもちろんですが、その人の生活状況にあわせた指導なども重点的に行っていきたいと思っています。必要であれば外来からリハビリや看護師が自宅に伺い自宅の環境調整や食事や介護の指導なども行うことが可能です。もちろん医師の往診もありますよ。また介護保険の相談、調整などもこれまでの経験から積極的に行うことができますので、少しでも患者さんやご家族の日常生活上の負担軽減のための支援を一緒に考えていきたいと思っています。

また年齢がすすむにつれて脳神経外科領域の病気のみではなく、癌を合併した場合に関して、その治療や相談、その他の内科疾患などの全人的な医療のニーズも高まってくると思います。「脳神経外科だから関係ない」「それは他の先生に聞いて」などとなることは絶対ないように、あくまで全人的にその患者さんの診察をしていけるのも当院の診療の特徴かと思っています。

皆さんの周りの患者さん、いくつもの専門科にかかりすぎていませんか?多剤投薬の状況となっていませんか?その人が本当に困ったとき、きちんと責任を持ってみてくれる科ってありますか?将来的に在宅医療が必要になったとき、その先生はみてくれるでしょうか?当院は外来でも在宅でも脳血管障害をもった患者さんの支援、その人の傍にたった診療を行っていきたいと考えています。

 

という訳で自分の脳神経外科領域の外来診療についての考えを簡単に書いてみました。診療やお手伝いが必要な方、気軽に当院までご連絡ください。土曜日も日曜日も早朝7時から診療やっていますので・・・