公開日:2017年09月29日

サ高住、介護施設運営の終わりの始まり

いよいよ引っ越しの日です・・・・

 

こんにちは、以前もこの記事で取り上げましたが(破綻しない介護施設運営 http://www.imai-hcc.com/archives/5337 )追加のニュースがでているようですね

北海道新聞より ほくおう、道内8介護施設廃止へ 340人が転居必要に https://www.hokkaido-np.co.jp/article/135019/

札幌地裁に自己破産を申請した介護施設運営のほくおうサービス(札幌)などグループ5社の道内23施設を継承する予定だった福岡市の福祉施設運営会社「創生事業団」は、札幌など4市の8施設に関しては事業を継承しない方針を固めた。施設所有者との間で今後の家賃交渉がまとまらなかったため。早ければ9月末にも施設は廃止となり、転居を余儀なくされる可能性がある入居者は少なくとも約340人に上る見込み。

創生事業団が事業を継承しないとする施設は次の通り。

▽札幌市 ウィルサイドほくおう札幌、グループホームほくおう花、ケアヴィレッジほくおう琴似、レリエンスほくおう風▽旭川市 ケアヴィレッジほくおう神楽、レリエンスほくおう大雪▽江別市 レリエンスほくおう野幌▽帯広市 デイサービスセンターほくおう帯広中央

 

もひとつどうぞ

旭川の「ほくおう」2施設廃止 入居者120人、転居にめど https://this.kiji.is/286229381926814817?c=110564226228225532

破産手続き中の介護施設運営ほくおうサービス(札幌)などグループ5社の道内8施設が、事業継承者との交渉の不調により廃止となる問題で、旭川市内の2施設の入居者120人も急な転居を強いられている。市によると、市内の介護施設廃止としては過去最大の規模だが、両施設の管理者は「ほぼ全員が転居先を見つけられそう」としている。

有料老人ホーム「レリエンスほくおう大雪」(大雪通7)とサービス付き高齢者住宅「ケアヴィレッジほくおう神楽」(神楽2の9)。入居者は大雪78人(定員80人)、神楽42人(同100人)。

双方の管理者によると、これまでに大雪50人、神楽41人の転居先が決まり、残る入居者も「めどがつきそう」という。両施設では28日朝から、業者が引っ越し作業を進めた。管理者は「10月初旬までは入居できると聞いている」と話す。

 

 

有料やサ高住に入居されている方は旭川でも札幌ではすぐに転居先みつかるでしょうが本当に大変なのはグループホームに入居されている方ですね。早く落ち着いて生活できる場所がみつかるといいのですが・・・・・っていうかよくみたらこのグループホームほくおう花って当院からものすごく近いんですね。地域で困った問題はできるだけ協力してあげたいのでもしこの記事みた関係者の方いましたら手伝ってほしいことあれば気軽にご連絡ください。

という訳で今回のこの騒動、単純に1企業の問題と捉えるのではなくやはり2025年に向けて介護業界のゆがみにより起きた問題、大きく言えばサ高住、介護施設運営の終わりの始まりと捉えるべきだと自分は考えていますが皆さんはどう考えますか?介護施設や高齢者住宅運営の問題や在り方の是非が問われることがこれから数年かならず社会問題となってくると思います。(一番の原因は人的問題、介護士確保ができない、といったことになるでしょうね)その時にこのほくおうの問題をポイントとしてどう生かしていったかが大事だと思います。自分個人としてはよくよく考えていきたいと思いますが・・・・うーん、何かできることあるかなぁ?

 

という訳で今日はこれから引っ越しです。引っ越し中の写真、あとでブログであげたいと思います・・・・