病人を診ずして病気を診る&次期診療報酬改定の基本方針の資料

あっという間に引っ越しまで残り20日くらいになってきました・・・・

 

こんにちは、先日とある病院から退院してきた患者さんを診察してきました。肺炎等の原因で入院していたのですが原因不明の難治性下肢疼痛が元々あり、入院中も眠れない程であったとのこと・・・・(この段階で当院は御介入でした)、その病院は緩和ケアチームや外来もあったため何か診療してくれたのかなと思ったのですが未受診でした。不思議に想い病院に聞いてみたら「今回は肺炎の治療で入院したので緩和ケア外来へのコンサルトはしませんでした」とのお返事でした・・・・・

この病院さん、前にも腰椎の圧迫骨折の患者さん入院させてもらったのですが、入院中に血尿発生、ずっと血尿でたまま泌尿器科へのコンサルトはありませんでした。こちらも病院へきいてみると「今回は圧迫骨折で入院しているので・・・(以下略)」結局この患者さんの血尿、リハビリ病院に転院しても継続しており、転院後わざわざ院外の泌尿器科受診するとのことでした。

これは極端かもしれませんが高齢患者さんは複数の病気もつのが普通です。病院や医師、医療者の目が専門分化してしまいこんなな事がスタンダードになってしまったらどうするのでしょうか?患者さんにしてみたらまさしく「病人を診ずして病気を診る」ということになってしまいますよね。できれば緩和ケアチームまである組織としてはいい病院ですので、医療者目線ではなく患者さん目線での医療の提供を望みたいなと思った今日この頃でした・・・・・

 

さて本日の医療ニュースはこちらです。診療報酬の改定の方向性のみ提示されましたので以下に提示してみますね。

第106回社会保障審議会医療保険部会 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000176594.html から 次期診療報酬改定の基本方針の検討について http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000176587.pdf より

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さてこのスライドえキーワードを独断で今井が抜粋すると

①効率的な医療の実現

②国民皆保険の堅持、制度の持続可能性の確保

③医療従事者の業務負担の軽減と、働き方改革の推進

④質の高いリハビリテーションの評価等、アウトカムに着目した評価の推進

⑤かかりつけ薬剤師・薬局による薬学管理や在宅医療等への貢献度による評価・対物業務の適正化

⑥チーム医療の推進(タスクシェア、タスクシフト等)、勤務環境の改善、業務効率化・合理化の取組を通じた医療従事者の負担軽減

⑦遠隔診療も含めたICT等の活用

⑧いわゆる門前・門内薬局の評価の見直し

とかでしょうか。まあどのように改定されるかはもちろん重要ですがその視座の中心には患者さんがいてほしいですね・・・・