訪問看護制度の課題
自宅近くのマンション工事、騒音が結構すごいです・・・・・
こんにちは、訪問看護の制度については最近の診療報酬からみの話でとりあげられることは少なくなってきましたが、皆さんは現状をどう考えているでしょうか。自分訪問看護の制度、もっと使いやすいものにしてほしいと声を大にしていいたいですね。
現状の医療保険や介護保険にまたがる制度のメリットとデメリットに関してまとめてみました。訪問看護制度の課題って感じで自分の雑感を適当に羅列していますので流し読みしてください。
①メリット:特になし、というか訪問看護の制度を医療保険と介護保険に分ける意味が、財政的な意味以外では何も見当たらないのが現状ではないでしょうか。おそらく制度発足時に在宅でのサービス=介護保険、という枠組みで訪問看護が介護保険優先となったのではないかと思いますが、現状の制度のメリットってなんでしょうかね?わかる方いましたら是非教えてほしいです。
②デメリット:こちらはたくさんありますね。まずは一つ目が制度が複雑となっていることで本当に制度を理解している人が少ないこと。利用者さんやケアマネさんも今一つ理解できていないのが正直なところではないでしょうか。きちんとこの制度説明できる人、どれだけいるんでしょうか?そのために在宅医以外の一般の医師にとっても、訪問看護が気軽に利用できる使い勝手のよいものではなくなっています。
二つ目は訪問看護の導入のハードルが高いこと。ケアマネさんと連絡をとりあうのは確かに大事ですが、介護保険優先の訪問看護の制度の中で動かす限り医師が必要だなと思ってもなかなか導入できないことが多々あります。訪問リハビリも同様です。なので導入に時間がかかりタイムラグのない対応が難しい場合があります。
3つ目は①と関連していますが、病棟の看護師さんが訪問看護師となろうと思っても、現状の複雑な保険制度を理解するのは時間がかかりすぎて訪問看護師へのハードルが一段上がっていること。(制度を理解していなくても訪問看護師できることはできますが、深い意味での生活支援が制度が理解していないとできないと自分は考えています。)
あとは自費の訪問看護の問題や施設や高齢者住宅での訪問看護の問題などなど色々ありますが、一番はもっとシンプルな制度設計にしなければこれからの時代には対応できなくなる、ということを早く施政者に理解してもらい、抜本的な解決策を早急にしてほしいと思いますね。皆さんはどう考えますか?
さて本日の医療ニュースはこちら、平成29年第5回経済財政諮問会議 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/0412/agenda.html からの引用です。まずは資料みてみてください。
どうでしょうか。大体国が議論したいこと、どういう方向性にもっていきたいかよくわかる資料だと思いませんか?
え?自分がどんな感想を抱いたかですって?それは徐々に機会をみつけて話していきたいと思います・・・・・・
出し惜しみではなく単純に今日は疲れたから書く気がおきなかっただけなんです・・・・・・