在宅医療での食事に対する考え方(あくまで僕個人の考えです)
2年前のケタラールとリドカインが減点査定されてきたんですが・・・・これって遅すぎませんか?(まあ身から出た錆ですから仕方ないですが・・・)
こんにちは、最近時間があまりないため昼メシは簡単にコンビニですましています。セブンのサンドイッチ美味しいですね。
ということで日々健康に生きていくためには重要な食事ですが・・・最近在宅における食事の問題関連でこんな記事みつけましたのでご紹介します。
独居者と在宅ケアが生む新たな需要……メディケアフーズ展 https://www.rbbtoday.com/article/2017/02/28/149630.html
■狙い目は独居者向けの給食サービス
総務省の統計データによると、2016年9月15日時点における65歳以上の高齢者人口は3461万人。その数も、総人口における割合も増加の一途をたどっている。この先、高齢化社会が進む中で、どのようなビジネスチャンスが生まれてくるのか? そのヒントになりそうな高齢者食と介護食の専門展示会「メディケアフーズ展2017」が、1月25日から東京ビッグサイトで開催された。
同展示会では介護食品や高齢者食品にスポットライトを当て、専門セミナー「介護食品、高齢者食品は数少ない成長市場」を開講。矢野経済研究所フード・ライフサイエンスユニットユニット長の加藤肇氏が、高齢化社会におけるフードビジネスのヒントを語っている。その中でも、まず加藤氏が取り上げたのが介護食品と高齢者食品だ。
ここでいう介護食品とは咀嚼困難者食、嚥下食、流動食のこと。一方で高齢者食品とは、柔らかい物、カロリーを制限した物、少し量を抑えた物といったメニューのことを指す。ここで注目すべき点は、独居者が確実に増えていることだと加藤氏は指摘する。
「統計でも世帯数が増加していながら、1世帯あたりの人員は減っています。それだけ独居者、とくに高齢者層の独居者が増えているのです」
では、高齢の独居者が増えると何が起きるのか? 加藤氏によると今後は介護食品と高齢者食品の中でも、特に給食や弁当といった宅配サービスの市場が拡大するという。
■在宅ケア増加に合わせて生まれるビジネスチャンス
独居者の増加とともに、加藤氏がもう一つ注目すべきと話すのが、国が打ち出している「地域包括ケアシステム」だ。これは2025年をめどに、高齢者や要介護者が住み慣れた地域で暮らせるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援を包括的にケアしていく体制を作ろうという施策のこと。重度で治療が不可欠な患者以外は、なるべく在宅で、地域も協力してケアしていく方針となり、つまりは“在宅ケア”の増加が見込まれている。
「在宅ケアの増加によって、ご家族の負担も当然増えることとなります。そのため食事は弁当や給食というケースが増えてくるでしょう。つまり介護食品、高齢者食品は数少ない成長市場なのです」
実際、大手の食品加工メーカーも、この“介護・高齢者向け”という分野は成長産業と見ており、“やわらか食”や“ミキサー食”といった製品を市場に送り出し始めているという。とはいえ、参入企業はまだまだ少なく、地域の中小企業も含めて参入する余地は大いにあるようだ。
「実は高齢者は健康志向のいきすぎか、低栄養の人が増えています。高齢者の食事を聞いてみると、量が減っているのに野菜が増えていて、もっと栄養をつける食事を提供したほうが良いケースも多いようです」
食事はバランスが重要だ。減塩など栄養を抑えた食事がいいか、あるいは栄養のある食事がいいのか、各種ケースに対応するには地元に根差した企業のほうが小回りが利く。このことからも、介護食品や高齢者食品の市場成長は、中小企業にとって大きなチャンスと言える。
ってこの記事ですが結構重要なこと書いてありますね。抜粋すると<実は高齢者は健康志向のいきすぎか、低栄養の人が増えています。高齢者の食事を聞いてみると、量が減っているのに野菜が増えていて、もっと栄養をつける食事を提供したほうが良いケースも多いようです>ってこの部分、在宅における食事、配食とはなんぞやっていうところの本質をついているように思います。
えぇ、最近の配達食ですがたしかに進歩はしているんですが・・・・実際配食しても味が気に食わない、口にあわないとか温かくないから食べたくないとかって言っている人が多いんじゃないでしょうか。そんな業者からの低塩分の配食を断る独居の人達・・・・そんな人ほどやっぱりセブンとかのコンビニの配達弁当などなどで生きつないでいること多いんじゃないでしょうか。大きな声では言えませんがおそらく自分も独居であったら・・・・えぇ、間違いなくセブンのサンドイッチ食べているような気がします・・・・・ケアマネさんや訪問看護師さんも栄養バランスとかって結構気にしている人多いですが(当然それが当たり前ですが)食事って栄養だけじゃなく楽しみでもあるんで自分はもっとおおらかに考えていいんじゃないかって思いますが皆さんはどう考えますか?食えない配食より添加物入ってても食べれる弁当の方がずっと体にはいいんじゃないかって自分は考えています。 (この前は腎不全の患者さんの家族から、ウナギやラーメンたべさせてあげたいって言われて、いいですよって話しています。病院の先生には怒られるかもしれませんが)
在宅での栄養管理ってどう考えるべきなんでしょうか?ケースバイケースでしょうが、自分としては<常に常識を疑ってその患者さんにとって何が大事なのか、考えられるような柔軟性>をもっていたいと思います。
さて食事に関してWEBでみつけたこの漫画、確かにそうだなって自分は思いましたので紹介します。。自分も子供食べているのをみていますしね。
全国の在宅で食事介助しているご家族もこんな感じで患者さんの食事見守っているんでしょうか・・・・・
食事は睡眠、排泄と並んで究極のプライベートな時間、空間なので在宅でももっともっと大事にしていきたいですね・・・・