再掲:在宅医療の現場を知りたい、経験したいお医者さんいませんか?
これからの地域包括ケアの時代、病院の役割、また病院で完結する治療というものの医療の中で占める割合は劇的に少なくなると確信しています。地域、家庭での実際の生活を理解しない医師は必要とされなくなる時期がくるかも知れません。現在在宅医療の世界に飛び込んでくるお医者さん、たしかに札幌では多くないですが先を見据えて在宅を経験してみたい、従事してみたいと考えているお医者さんいましたら気軽にご連絡ください。以下に再度年末に書いた内容再掲しますね。
本日のブログでは札幌での在宅医療に興味のある先生の募集をしたいと思います。
当クリニックは現在24時間365日体制で中央区、西区を中心に在宅医療を行っています。対象となる疾患は認知症から脳血管障害、ALSやパーキンソン病などの中枢神経疾患から癌末期の患者さん、その他高カロリー輸液を行っている患者さんや在宅酸素を施行している患者さんなど、基本的には全ての在宅療養の患者さんを対象とし疾患によりこの疾患の患者さんは診ないなどのないようにしています。体制は自分を含め常勤5名、非常勤2名の医師で診療を行っており大体300名程度の患者さんを常にみています。
イメージとしては、街全体が病院であり各患者さんの住み慣れた自宅という病室に診療に行っている、という感覚でしょうか。在宅医にとっては患者さんの疾患一つ一つのみならず、その人全体をみて診察を行っていく必要があります。医療面のみならず金銭面の問題や家族関係、活用できる社会的資源など多様な因子を頭の片隅にいれつつ、どの選択がその人にとってベストなのか常に検討する必要があります。また患者さんのホーム、自分達医療者にとってはアウェイの場所で、限られた医療資源で診察するというのは難しいものではありますが、反面これまで医療機器を通して病院という舞台でみていた患者さんのまた全く違った一面を必ずみることができると思います。
在宅医療全般、地域での活動や全人的な医療を経験してみたい医師、在宅緩和ケアでの患者さん家族との深い関係を経験してみたい、興味のある方がいましたら是非ご連絡ください。このブログのみでは話ができないこと、伝えきれないことも気軽にお伝えできればと考えています。在宅医療や地域包括ケア全般への知識と、それに必要な経験を当院では責任をもって教えていきたいと思います。
詳しくはhttp://www.imai-hcc.com/recruit もご参考にしてください。
では今日も頑張っていきましょう!!