在宅と外来、どちらにも対応できる電子カルテの条件

11月もあっというまに過ぎ去り今日でおしまいですね・・・・

 

こんにんちは、本日は事務さんとの定例のカンファレンスの日。来年度にむけて”外来に患者さんが来た場合何が問題となるだろうか”ということを事務のみんなとカンファレンスしながら確認してみました。1時間ばかりシュミレーションしてみたところ金銭管理の方法の問題、システムダウン時のバックアップの問題、処置などの請求の入力の問題などなど結構色んな問題がでてきました。

そもそもその問題となっているのは何が原因か?ということを考えると、やはり一番の原因は電子カルテと医事のコンピューターソフトが一体化していないこと・・・・当院は当初ダイナミクスという電子カルテを使用していましたが複数医師体制となったときにNTTのモバカルネットに電子カルテを変更しました。しかしこの電子カルテ・・・・・請求業務がめっぽう弱く、医療と介護にまたがった請求をする場合は複数のソフトを使用しなければいけません。(診療でつかうのは結構使い勝手はいいんですがね)結果請求管理がものすごーく大変で間違いも発生する余地がある形になってしまっています。

ということで外来を開始するには手順が複雑で絶対間違いが起こりそうな予感、と本日の事務さんとのカンファで改めて確認できました。それでは原因対策のためカルテの変更を考えるなら、どんな電子カルテや医事システムが望ましいのか、自分なりに考えをまとめてみました。

条件①カルテがモバイル端末で外部でも使用でき、端末の制限がないこと

条件②カルテと請求システムが一体化していること

条件③在宅のみならず外来での使用にも耐えうること

条件④在宅と外来の請求がわけてできること(外来は毎日窓口でお金もらいますが在宅は1か月単位での引き落としの請求、としていますので)

条件⑤介護保険の請求もできること

条件⑤できれば値段が安いこと(電子カルテって高いものはばかみたいに高いんです・・・)

うーん・・・・・この条件ですがはっきりいってこれを満たすカルテってないかもしれませんね。在宅と外来、どちらにも対応できる電子カルテとシステムって開発しているところはないんでしょうか・・・・ひとまずしばらくはこのシステムの問題をどうするか事務の人と考えていきたいと思います。

~以下追記です~ (2017年10月)

外来開始に当たりサポートして頂きましたが、カルテ(モバカル)とレセプト請求ソフト(オルカ)が別になっていることもありクリニック開始になあたり運営上は結構苦労が必要でした。オルカの問題に関しては基本的にはクリニック側で解決する必要がありとのことで、そこのギャップが一番大変だったところでしょうか。オルカの問題点も相談にはのってくれますが、セットの設定などオルカ特有の難しさがついています。モバカルさんの電話サポートもありますが、オルカの扱いに慣れていないクリニックではしばらくの間苦労は必須かなと感じました。感想としてはやはり電子カルテと請求ソフトが一体型の方がメリットが高いですのでできればモバカルさんにも請求ソフト、搭載してほしいですがどうでしょうかね?(繰り返しますがモバカルさんのサポートはできる範囲ではしっかりしてくれますのでオルカの扱いに問題ないクリニックさんでは大丈夫でしょう・・・・・)

 

ということでとりとめのない内容となりましたが、本日紹介したい医療ニュースはこちらです。この記事の内容ですが結構面白いとりくみかなって自分は思いますが皆さんどうでしょうか。診療所で薬剤師さんが研修すること、現時点では特定の薬局さんのみ優遇することになるような行為は禁じられていますが、現実的にはプライマリーケアや在宅医療に興味のある薬局さん、薬剤師さんには是非診療所での研修してもらいたいですよね、当院でもそのような取り組みが将来的にできれば面白そうだな、薬局さんや薬剤師さんに少しの間でも研修ってことで当院で一緒に働かないか聞いてみようかなってちらっと考えてしまいました。どうでしょうかね・・・・

薬事日報より http://www.yakuji.co.jp/entry54864.html

【マスカット薬局】医師の視点、診療所で学ぶ‐家庭医療専門薬剤師を育成

2016年11月30日 (水)

レジデント制度3年目に

奈義ファミリークリニックで予診を担当する薬剤師(マスカット薬局提供)

岡山県のマスカット薬局と奈義ファミリークリニックが連携して構築した「家庭医療専門薬剤師レジデンシー」制度が運用開始から3年目を迎えた。3年間の研修期間中に同クリニックなどで医師の診察前の予診を担当したり、訪問診療に同行したりし、医療面接や臨床推論など様々な技術を習得するもの。現在、3人の薬剤師が研修を受けている。研修を通じて医師の考え方や視点を理解し、的を絞った疑義照会を行えるようになったり、患者から的確な情報を引き出せるようになったりするなど、具体的な成果が出つつあるようだ。

 

病院薬剤師のレジデント制度は各地で構築されているが、薬局薬剤師の同制度は他にあまり存在しない。地域医療における薬局の役割への期待が高まる中、専門性を備えた薬剤師の育成がこの領域でも必要として「家庭医療専門薬剤師レジデンシー」制度が2014年から始まった。

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って今回は文字ばっかりの更新となったしまったので次回は写真など何か視覚的に訴えるものを使って更新したいと思います。