札幌における地域包括ケア病棟の実際~その1

今日は中村記念南病院に挨拶に行ってくる予定なんです・・・・

 

こんにちは、今日も札幌はいい天気になりそうですね。最近よく各病院と今後の連携体制について相談するために御挨拶に行っていますがそこで良く聞く話について今日は書いてみたいと思います。

ええ、今日のトピックスは「地域包括ケア病棟」です。2014年度から始まったこのシステム、当初国が考えていたような運用状況とは異なる状況となってきています。おそらく他の地域もそうだと思いますが札幌の現状について自分が見聞きした範囲で皆さんにお伝えしますね。

そもそも地域包括ケア病棟とはなんなんでしょうか。まずはそこについて簡単にお伝えしたいと思います。(出展はここですので・・・)

①地域包括ケア病棟が必要な理由

人口減少、少子化超高齢社会の対応策が練られる中、地域包括ケア病棟が誕生して1年あまりが経過しました。 この間、医療介護制度改革の柱となる都道府県地域医療構想の策定と市町村地域包括ケアシステムの構築が急ピッチで進んでいます。医療介護の現場では、両者の整合性を図りつつ、ご当地社会保障のあり方を追求し、効率化と質の担保を同時に成し遂げなければなりません。さらに、国民として良き医療人として、次世代のために皆保険を堅持し、増え続ける社会保障の財政負担を軽減し、人口減少を克服しなければなりません。 しかし、人口構成や人口動態の変化と、治す「従来型医療」から、高齢者に多い治し・支える「生活支援型医療」への移行は地域格差があり、全国一律の施策はもう通用しません。 この状況で、最も使い勝手が良い病棟として登場したのが「地域包括ケア病棟」です。

②その役割

厚生労働省は、3つの機能を挙げています。1つめは高度急性期病院などからの患者さんを受け入れる“post-acute”という機能です。2つめは“在宅・生活復帰支援”の機能、3つめは在宅や施設などで療養中の高齢者が具合が悪くなったときに緊急に受け入れる“sub-acute”機能です。

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って感じの病棟ですがイメージできるでしょうか。この病棟の機能は上記①、②、③を目的としてつくられたものですが、自分としては国は特に②、③の機能を持った病床として機能してほしい、地域の本当の意味でのバックベットとなってほしいというメッセージを伝えているものと考えていました。が実際札幌市内の地域包括ケア病棟の機能はどうなっているかっていうと・・・・・ええほぼ①の機能のみの働きとなっています。札幌市内の各地域包括ケア病棟は自院の急性期ベットからの転院(正しくは転棟ですね)が7,8割を占めているのではないでしょか(ここは自分が聞き取りした範囲での印象ですが)、結局はベットコントロールと在院日数調整のための病棟となっている印象です・・・・・(こんなことはっきり書いてもいいんでしょうか・・・)

どこの病院に聞いても地域包括ケア病棟は外(=在宅患者さん)には実質的には開かれていないとのこと。在宅患者さんのレスパイトやリハビリ希望の入院に関しては、一般病棟へ入院(=できる限り検査や治療)→地域包括ケア病棟でリハビリ→在宅復帰、となるとのことでした。これは診療報酬上病院の立場で考えるとある程度理解はできることなんですが・・・・実際の在宅患者さんのこれからのレスパイトやリハビリなどはどこにお願いすればいいんでしょうか。(続く)

 

って続きは今日書けるか微妙な日程なんですが・・・