民泊の話~宮の森の事情
トレーニング用にチンニングスタンド買ってみました・・・・
こんばんは、ようやく診療が終わって自宅に帰ってきました。イギリスのEU離脱がどうなるかの国民投票が始まっていますがどうなるでしょうか?これによっては今後の経済動向が全く変わってくるので本当に明日の朝までは目が離せませんね。おそらくEU離脱が決定すると円が買われてドル安、株安などにつながり今後のオリンピックを控えた日本国内の景気動向に大きな影響を及ぼすと思います。(個人的な考えです。違ったらごめんなさい、専門家ではありません・・・・)
オリンピックといえばそれのためにホテル建設の推進や容積率の緩和など不動産市場の活性化につながっていると思いますが、最近だと民泊の可否とかも大きな影響を市場や地域社会に与えそうですよね。だって民泊ってもしかしたら自分の隣の家に見知らぬ不特定の人が出入りするようになるんですよ?保守的な自分としてはコミュニティに与える影響を考えると民泊には否定的な考えです。利便性の向上?一時のお金や対応のために根本的な価値観や地域社会の大事なところは変えるべきではないと思いますが皆さんはどう考えますか?
さてこのブログでそんな内容をとりあげたのは以下の記事が気になったから。実は春ころから宮の森にすむ住民さんからはちょくちょく話を聞いていたのですが・・・・・この話、地域に与える影響大きいと思うんです。皆さんの地域で同じ話、でていませんか?(ちなみに建築や住民説明会をやった建築の会社ってこの地区でたくさん実需の家を建てている会社です。依頼されたとはいえ地域社会の価値観を変える可能性のある建築物をつくるのに躊躇はなかったんでしょうか・・・・企業としての倫理観は???)
(興味のある方↓↓是非元のサイトみてください。写真つきですよー)
リアルエコノミーから
札幌・宮の森で「民泊反対」 「海潤」相手に住民が調停申し立て http://hre-net.com/syakai/syakaibunka/19368/
中国系不動産会社、海潤(ハイルン)が札幌市中央区宮の森で建設中の4物件に対して地域住民らで作る「宮の森の環境を考える会」は6月中旬、同社を相手として札幌簡易裁判所に調停の申し立てを行った。4物件のうちすでに3物件の建設が進んでおり、今年9月にも1号物件が完成する。調停の動向によっては海潤と住民の対立が深まりそうだ
海潤が建設中または建設予定の4物件は、宮の森4条12丁目の「宮の森雅殿1」と「同2」、宮の森4条13丁目の「コンセプトハウス」それに宮の森2条11丁目の管理事務所。
「雅殿1」は、先行して建設が進んでおり9月には3階建て5戸の建物が完成する。「雅殿2」も3階建て5戸で、傾斜地のため現在は土地造成工事が始まった段階。「コンセプトハウス」は、宮の森4条13丁目の一戸建て建物で海潤会長の別荘となり販売する建物のモデルルームを兼ねるが、未着工。さらに宮の森2条11丁目にはこれらの建物の管理をする管理事務所の建設が進行中。
海潤がこれら4つのプロジェクトを今年2月に示して以降、近隣住民らは「分譲マンションではなく民泊用にも使われる施設になるのではないか」と疑問を持つようになり3月初めには海潤と住民、建設業者を交えて住民説明会が開かれた。
住民ら約90人が出席した説明会で、海潤側はいずれの建物も購入者が居住するものだと説明し宿泊施設として利用されることがないことを示した。
この説明会で住民側は、「雅殿1」に計画されている露天風呂は近隣の環境を阻害するとして中止を求めたほか管理規約の原案開示なども求めた。海潤側は露天風呂の設置中止を購入者と協議検討することや管理規約の原案を必要な範囲で開示することを検討すると答えた。
その後、住民は約50人で組織する「宮の森の環境を考える会」を発足させ海潤側に居住目的で販売することを再確認するとともに、居住者の責任で旅行者には利用させないことなどを明確にした協定書原案を送付、回答を求めたが4月末の期限までに回答がなかった。
このため「考える会」は、弁護士に委任して露天風呂設置中止が実現したのかどうかを含めて5月末までに文書回答を求めたが、こちらの回答もなかった。
「考える会」の要請中もこれら施設の建設が進んでいることから、同会は札幌簡裁に調停を申し立て、3月初旬の住民説明会で海潤が行った説明の結果がどうなったか、約束した管理規約原案の開示などの履行を求めることにした。住民説明会から3ヵ月が過ぎ、海潤と「考える会」の「民泊論争」は裁判所が関わる新たな段階に入った。
って今回は地域で起きているコミュニティの変化のお報せでした・・・・(全然医学に関係ないじゃん、なんて言わないでくださいね)