公開日:2016年03月18日

薬剤師さんがどう在宅のフィールドで多職種連携していくかはすごい大事な問題ですね

癌の患者さんの服薬管理と薬効確認、副作用の判定のために薬剤師さんに居宅療養管理指導をたのみ訪問をしてもらうことがあります。もちろん大抵そういう場合は看護師さんも訪問看護で入っています。

ある日ですがステーションの訪問看護師さんから連絡がありました。<薬のセッティングだけなら訪問看護でできるので薬剤師さんわざわざこなくてもいいですよー>って・・・・。うーん、違うんだよなぁ、自分としては専門的な見地から総合的な薬剤管理を依頼しているのであるので、できればお互い多職種連携でうまくやってほしいんだけど・・・・と残念な気持ちになりました。

薬剤師さんの居宅療養管理指導は基本的には医師のみへの報告となっています。今後在宅のフィールドで薬剤師さんが活躍の場を広げるのであればどのようにその専門性を他の職種に認めてもらうのかよくよく考えなければいけないと思います。ひとまず今回は看護師さんに薬剤師さんの必要性と連携の重要性について説明してよく協力してもらうこと、あわせて薬剤師さんにも情報のフィードバックを看護師さんにも流し多職種連携に積極的に関わるように依頼しました。

薬剤師=ただ薬を持ってくる人、というイメージを変えなければいけません。地域で活躍する薬剤師さん是非頑張ってください。応援しています。