在宅専門診療所が在宅療養支援診療所となるためのハードルは本当にこれでいいのでしょうか

訪問診療に特化した診療所の設置要件が明らかになりましたね。実質当院はこれまでも訪問診療を主体としてやってきたのでそうなると思いますが、その在宅専門の診療所が在宅療養支援診療所として登録するためには以下の基準を満たさなければいけません。

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この2の項目の基準を満たすのはとてもハードルが高いと考えています。(当院は大丈夫ですが・・・)全国的にはこの在宅専門の診療所と登録しないようにするために、在宅がメインだけれどもこの規則のために外来を行い、外来患者さんを総患者さんの5%以上みるようにする診療所も出てくるかと思います。でもせっかく在宅メインでやっているのに、くるかこないかわからない外来患者さんのためにマンパワーを割くのってとっても非効率だと思います。癌の末期の患者さん等医療依存度の高い患者さんはいつ状態が変化するかわかりません。その時は緊急で往診できる体制が必要ですよね。そういう人をみるために在宅医が必要と思っていますが、そこが理解してくれているのかどうか・・・正直実情にはあわないのではないかと考えます。

この基準=本当に在宅医療、地域包括ケアに貢献するようなクリニックができる基準なんでしょうか?確かに今まで施設ばっかり回っていたクリニックが札幌にもあることは知っていますが、そこまですると本当に”悪貨が良貨を駆逐する”こととなると思います。まだ4月まで時間があるためできれば医療者と患者さん、診療報酬支払側にとっても利点があるシステムとなるように調整してもらえればと思いますが皆さんはどう考えますか・