エボラ出血熱 日本にも?

エボラ出血熱での死者が5000人近くに達しているとのこと。以下の記事を読んでみてください。

 

http://blog.livedoor.jp/tsubuyaitaro_2014/archives/1012603469.html

世界保健機関(WHO)は29日夜、西アフリカを中心に流行するエボラ出血熱の死者(疑い例を含む)は27日の時点で米国やスペインを含む8カ国で4922人、死者を含む感染者数は1万3703人に達したと発表した。

リベリア 感染者6535人(うち死者2413人)

シエラレオネ 同5235人(同1500人)

ギニア 同1906人(同997人)

<後は原文確認ください>

 

国境なき医師団(MSF)参加者も16人が感染、9人が亡くなっているとのこと。感染するリスクがありながらその根絶のために現地での治療に参加する医療従事者には同業としてただただ尊敬の念がたえません。

人とモノが自由に行き来する21世紀、エボラ出血熱もいつ日本、札幌にきてもおかしくないと考えるのは自分だけでしょうか。

念のため知識だけはつけておきましょう。

 

エボラ出血熱について(http://www.nih.go.jp/niid/ja/ebola/1095-idsc/idwr-topic/4902-idwrc-1430.htmlから

エボラ出血熱は、近年ではエボラウイルス病(Ebola virus disease:EVD)と呼称されることが国際的に多い。EVDの最も一般的な症状は、突然の発熱、強い脱力感、筋肉痛、頭痛、喉の痛みなどに始まり、その後、嘔吐、下痢、発疹、肝機能および腎機能の異常、さらに症状が増悪すると出血傾向となる。検査所見としては白血球数や血小板数の減少、および肝酵素値の上昇が認められる。潜伏期間は2日から最長3週間といわれており、汚染注射器を通した感染では短く、接触感染では長くなる。集団発生では致命率は90%にも達することがある。また、EVDの元々の宿主はコウモリの一種ではないかと考えられている。感染した人または動物の血液などの体液と直接接触した場合に感染の危険が生じる。

 2014年に西アフリカ諸国で起こっているEVDの流行は3月にギニアで集団発生が報告され、その後、隣国のリベリア、シエラレオネへと拡大している。世界保健機関(WHO)の報告によると、2014年8月4日現在、ギニアで臨床的にEVD患者とされた累計症例数は495例(うち死亡363例)、リベリアでは516例(同282例)、シエラレオネでは691例(同286例)であった。リベリア及びシエラレオネでの流行は依然として深刻な状況にあり、一方、ギニアでは一時減少傾向にあったが、最近新規症例が急増している。7月には、リベリア人の40歳男性が空路でナイジェリアへの渡航中に発症、ナイジェリアの病院でEVDと診断され、数日後に死亡した。ナイジェリアでEVD感染者が確認されたのは初めてであった。この患者は航空機での移動中の発症であったため、搭乗者を含む接触者の調査が行われている。その後、ナイジェリアでは疑いのある症例まで含め、8月4日現在で計9例が報告されている。感染者は4カ国で1,700人、死者は900人を上まわっている。現時点で、EVD発生を理由として、WHOはギニア、リベリア、シエラレオネへの渡航や貿易の制限を推奨していない。今後発生国からの渡航者や帰国者による他国への感染拡大等が起こらないよう、流行状況を慎重かつ継続して監視していくことが重要である。

WHOは7月24日の協議において、参加国と関係機関がEVDの流行に対して更なる人的・財政的協力を行っていくことを確認した。こうした中、リベリアでは7月に、NGO(非政府組織)の活動としてEVD患者の治療に当たっていた米国人の医師など2人がEVDに感染した。現在、日本の専門家がWHOのエボラ対策ミッションに参加しており、民間からもこれらの国で活動している方がいる可能性がある。EVD感染者の継続した増加や感染拡大による現地での医療関連感染が懸念されることから、現地でエボラ対策に従事する場合は感染防止策の徹底が求められる。

EVDは基本的に稀な疾患であるが、現時点でワクチンはない。現地では他人の体液(排泄物を含む)や、感染者の体液に接触した可能性のある物品にできるだけ触れないようにし、手洗いを含む注意深い衛生手技を実践することが重要である。