公開日:2013年04月14日
ACP
アドバンスドケアプランニング、通称ACP。病気により意思決定能力が低下した際に今後の治療の進め方や最期の迎え方などを事前に決定するプロセス全体のこと。訪問診療ってほとんどこのために時間費やしているといってもいいのではないでしょうか。自分は患者さんが元気なうちは治療に関しての話は5分10分くらい、あとはほとんど雑談に使っています。家族の人って実はあんまり患者さん本人と面と向かって治療方針とか今後の事を話していることは少ない(もしくはできない)ですよね。家族の前で雑談する時間、それは患者さん本人のためでもありますが、家族の方にも患者さんがどう考えていているのかしっかり理解してもらえる時間だと思います。・・・・・・・こう書いていてなんですが、最近忙しくてあんまり患者さんの話、開業当初みたいにじっくり聞けてないかもなぁ・・・・・・明日からまた気持ち入れ替えて頑張りますね。ちなみにこの写真は患者さんちで見かけた福寿草。春はいいですね。