脳腫瘍の患者さんの在宅医療について

自分は脳神経外科の出身でもあるため脳腫瘍の患者さんの在宅訪問診療を頼まれること、あります。札幌では脳外科出身で訪問診療している人は珍しいこともあるんでしょうね。脳腫瘍と一口にいっても悪性度の高い神経膠芽腫の方、原発巣があり転移性脳腫瘍を合併している方など様々です。基本的には予防的な抗痙攣薬の投与とステロイドの調整、その後は点滴をどうしていくか、などなど病状の進行を予想しながらの治療になっていきます。でも内服薬の調整だけでなく、一番大事なのは家族や本人に病気についての説明をゆっくりとしていくことだと思っています。できるだけの症状緩和を目的に、最期まで自宅で過ごせるように・・・・・・・考えること、してあげたいことはたくさんありますね。


CADDポンプ

在宅での鎮痛薬の使用は経口、貼付、座薬でのお薬管理が主でしたが最近はCADDポンプを使用する頻度が多くなってきました。CADDポンプは麻薬などを使用する際に精密持続注射が可能な機械ですが、、大きさもある程度大きくないですしPCAポンプもついているため使い勝手はいいと思っています。当院では2台このポンプがありますが大体1台は常に使用している状態です。札幌市内の診療所さんやステーションさんで在宅で使いたい患者さんいたら使ってなければ貸し出しますのでご連絡くーださい。


病院にかかって風邪だったら

病院にかかって風邪だったら7割自己負担?社会保障費用の増大に関しては確かに何かしらの抑制方法が必要だと思いますが、この内容ではさすがに納得できる人いないんじゃないですよね。全体のお金を抑えつつ必要なところに再分配する・・・・・難しいですね。しかし自分としては記事にある通り癌の患者さんの高額療養費の上限が下がることには賛成です。これまでもたくさんお金の問題で緩和ケアや訪問診療、看護を控えている患者さんみてきましたので。とくに若年の患者さんは仕事の事もありますし、病気になったら色々考えることがたくさんありますね。以下m3より記事転載させて頂きます。

風邪は7割自己負担 医療費抑制へ民間提案

政府の産業競争力会議は22日、健康・医療分野の成長戦略を議論するテーマ別会合を開いた。民間議員は、原則として3割としている医療費の自己負担割合に関し、疾病の種類に応じて差をつける仕組みを提案。「風邪なら7割負担」などとすることを求めた。高齢者の負担も引き上げるよう促し、社会保障費用の膨張に歯止めをかける必要性を強調した内容だ。

民間議員が会合で示した提言書によると、医療費の自己負担の最低限度額を設定し、治療費が少額な場合は患者の全額支払いとすることを提案。がんなど高額な医療費負担を軽減するための窓口負担の上限額も、引き上げの検討を求めた。1割に凍結されている70~74歳の患者の窓口負担は2割に戻し、75歳以上も2割負担への引き上げを検討。介護保険の自己負担率は重度に応じた区分が必要とした。予防に重点を置き、「ワンコイン検診」のような安価で手軽な手段を普及することも掲げた。成長分野とされる再生医療の実用化に向けては、税制優遇などで手厚く支援する「ポストスーパー特区」を創設。学校跡地やニュータウンの空き室などを活用した高齢者向け賃貸住宅の整備なども盛り込んだ。健康な高齢者による有償ボランティアの普及など、介護現場での人材確保策も提案している。

 


訪問看護

当院では癌の末期の方の在宅でのケアを積極的に行っています。今月は8人の方を自宅で看取らせて頂きました。でも実は癌の患者さん(癌に限らなくても)を自宅で見ていくときに医師ができることはけっこう限られています。医師が訪問診療するまでの間、患者さんの実際のケアをしたり必要な下剤の調整や保清、介護保険の調整などを行ってくれるのは訪問看護師さんになります。なので一番最初に患者さんのちょびっとした状態変化に気づくのは看護師さんということが多いです。

訪問看護師さんは在宅医の目であり耳であり手であり、患者さんのケアをしていくうえでとっても大事な存在ですね。札幌でも訪問看護師として働く看護師さんがもっと増えてくれればいいんですが・・・・と思う今日この頃でした。


春のお彼岸

こんにちは。

3月も後半22日となりました。今日は彼岸中日で明日はもう彼岸明けとなります。

春のお彼岸は牡丹の花が咲く時期で【ぼたもち】

秋のお彼岸は萩の花が咲く時期なので【おはぎ】を食べる習慣が日本にありますね。

どちらも同じあんこもちですが時期によって名前が変わるなんて昔の方々は素敵で粋な考えをお持ちだった

ようです。

『暑さ寒さも彼岸まで』と言われますが今年は例外なようです。

路肩の雪も高く積もり固まったままです。札幌にはいつ春が訪れるのでしょうか・・・

もうすぐ4月!!皆さんもぼたもち食べて元気にお過ごしください。。

 

 


介護保険と医療保険

最近よく患者さんから聞かれます。

「先生訪問看護って医療保険なの?介護保険じゃないの?よくわかんないんだけど・・・・・」

そうですよねー。
「訪問看護で医療保険の対象となるのは・・・・・・」
と始めから答えています。
が、訪問看護ひとつとっても介護保険と医療保険の適応となる疾患の違い、
二つの保険での自己負担割合の違いなどの説明は自分たちがいくらしても
やっぱり患者さんには?となってしまいますよね。
介護保険と医療保険、本当に難しいですね。
完全に理解している人っているんでしょうか。
もっと簡単な制度にならないかなぁ。


初更新!!

スタッフブログ初更新です。

 

在宅診療専門クリニックで在宅医療連携室に所属している渋谷です。

クリニック所在地は宮の森ですが訪問診療は中央区・西区・手稲区・北区一部

白石区一・南区一部を現在まわらせていただいております。

病院に行くのが大変になった方や家で治療できるのであれば家で過ごしたい

患者様を可能な限り診察させていただいております。

エリアや状況にもよりますが在宅診療をお考えの方やご家族の方、医療機関の方

まずはお気軽にご相談ください。

連絡先 いまいホームケアクリニック 

在宅医療連携室 (吉井・渋谷) 011-215-8330