【2018年】当院の活動を数字で振り返る

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

正月早々ですが外来普通通りにこなしています。

診療所の医師となると普通は土日休みなんでしょ?って皆さん思うかも知れませんが、自分は診療所勤務であっても病院の勤務医と同じ様に、医療はやはり365日体制で地域の患者さんに提供されるべきだと個人的に信じているため本日も診療です。

まぁ古臭い考えですが医師は24時間365日医師でしょ?っていうことですよね。(もちろん当院の医師や看護師さんには全く強要しませんし、それとは真逆のシステムをつくり、運用するように努力していますよ~)

さて今回は表題の如く2018年の当院の在宅部門の活動を数字で振り返ってみたいと思いますよ。興味ある方どうぞ一読してみてください。

関連記事

【2018年】当院の訪問診療の上半期の活動を数字で振り返る

【2017年】当院の活動を数字で振り返る

【2016年】当院の活動を数字で振り返る

定期訪問診療

2018年:7971件

2017年:7548件

2016年:6763件

今年は訪問件数の伸びは微増でした。夏頃に「年末は8000件くらいだと思う」と予想していた通りの数字で自分の読みが的中しています。

要因としては①南のクリニックに患者さんをある程度連れて行ってもらったこと②9月の震災の影響で何日か診察ができなかった&新患の流れが1か月程途絶えたこと、があるのかなと分析しています。

来年度は初の8000件越えなるのは確実だとは思いますが、どこまで伸びるでしょうかね~・・・とても楽しみです。

往診

2018年:642件

2017年:531件

2016年:663件

往診件数は読みが690件程度であったのですが若干下方修正です。これは特に夏以降しばらく安定した患者さんが増えたことが一因でしょうか。

まぁ往診しなくていいのは医師にも患者さんにとってもいいことなのでよかったのかなと思います。

時間外往診(夜間、深夜、日祝)

2018年:230件

2017年:221件

2016年:133件

こちらもそれほど2017年と比べても極端な増加はないですね。ほぼ横ばいです。

退院時カンファレンス

2018年:107件

2017年:100件

2016年:92件

カンファレンスは結構積極的に行っていて、退院時カンファはもちろんのことこの数字として算定されない外来カンファや担当者会議などにもMSWが中心となって参加しています。来年はもっとたくさんのカンファレンスに参加したいですね~

自宅看取り

2018年:86人

2017年:93人

2016年:72人

これまであまり看取り人数が減ることはなかったのです2018年は看取り患者さんが減りました。市内でも癌専門の在宅診療所などができていることもありその影響でしょうか・・・・まぁ当院としてはできることを淡々と、患者さん視点で行っていくだけですので結果として自宅看取りを希望する患者さんが増えてくれればいいのかなと考えています。

当院の職員数

2018年:51人?くらい

2017年:42人

2016年:33人

南の診療所に7人程異動していますので法人全体でみたら60人弱となっています。16年のほぼ倍の規模になってきているんですね・・・・そりゃ診療所もスペースがなくなってくる訳ですね!(^^)!

来年は新たに来る医師が3人決まっていますしそれに併せて他のスタッフも増員するとなると職員法人全体で80人超えてきそうだなぁ・・・・建物本当にどうしようかな??

ということで簡単ですが当院がこのくらい活動していますよ~、っていう数字、挙げてみました。数が全てではないですが、数をこなさないと見えてこない世界があるのはどの世界でも同じではないでしょうか?当院は全力で札幌での在宅医療の普及、在宅緩和ケアの実践に力をいれていきますよ。

当院の活動に興味のある患者さん、医師や看護師、ケアマネ、MSWなどの医療者の方いましたら気軽にご連絡くださいね。お待ちしています。

訪問看護をうまく利用できる患者さん

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

年末も近くなりどんどん新規の患者さんの依頼が来ています。その中に訪問看護は必要ないけれど、診療は是非に入ってほしい!という方も少なからずいらっしゃいます。

確かに看護師に比べれば医師の方がオールマイティのイメージがあり「医師がいれば何とかなるだろう」って思っている方がいても不思議ではないですが、実際在宅医療に携わる医療者としては重要度としては在宅医<<看護師

なのは明らかです。

なので医療依存度が高い患者さんや認知症で生活支援に困っている患者さんがいる場合「在宅医もいいですが訪問看護師さんも導入しませんか?」とお伝えすることが多いです。

 

訪問看護をうまく利用できる患者さんは費用はちょっとかかりますが長期的にみればコスパがよく質の高い生活が過ごせるようになると自分は確信しています。

 

是非これから自宅に帰りたい、もしくは帰る準備を開始しているという患者さん家族の方がいましたら在宅医だけでなく訪問看護の利用も是非検討してくださいね。

 

 

 

札幌の中央区、西区で皮膚科医による往診をお探しの方、気軽にまずはご連絡ください。

こんにちは、札幌は宮の森のかかりつけ診療医&在宅医@今井です。

 

当院は中央区西区を中心に在宅医療、在宅緩和ケアを主体に診療を長年行ってきており現在は年中無休の外来診療と在宅医療の2本柱を主体として複数医師体制で診療を行っております。

内科医や総合診療医がメインに診療を行ってきておりましたが、今年の10月からは皮膚科医の先生がチームに加わり診療を開始しています。

 

中央区西区の患者さんで、皮膚疾患に難渋しているけれど通院が大変な方いましたら気軽にクリニックまでご連絡ください。日程調整の上訪問させて頂きます。

 

連絡先:011-611-0001

担当:外来事務

 

大雨の中の訪問です・・・

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

最近在宅の方が忙しくてあんまり外来に出れていません。患者さんには申し訳ないなと思いつつ連日10件近くの訪問をこなしています。

今日は朝から天気が今一つでしたが昼頃から本格的に雨足が強くなり悪天候の中一件一件ゆっくり訪問していましたが・・・・えぇ、車から家の間を往復するだけですが、それでもスコールのような雨の中を移動すると全身びしょ濡れになってしまいます。

在宅するようになって感じるのは、移動って本当に体力を使うのだなぁということですね。患者さんが病院に来るのって病院に勤めている時って当たり前だと思っていましたが、実際病院に来るまでのハードルがどれだけ高かったのかは病院にいる時は気がつきませんでした。

 

雨や雪の中病院に来る患者さんにどれだけ自分がきちんと向き合っていたのか・・・正直今思いかえすと申し訳なかったな、と感じざるをえません。

 

という訳でこれから天候が厳しくなる季節ですが一人一人患者さんと向き合ってゆっくり診療していきたいと思います。

冬季だけでも訪問診療お願いしたいっていうのも大丈夫ですからもし通院厳しい人いましたら気軽にご連絡くださいね。

 

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新しい職員さんが入職されました。【ようこそ在宅医療の世界へ!】 

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

本日10月16日に訪問看護ステーションと医事課に職員がそれぞれ1名ずつ入職されました。

二人ともこれまでは病院やクリニックでの勤務経験はあるものの在宅医療の世界は初めてとのこと・・・一つ一つ丁寧にゆっくり物事を教えていきたいと個人的には考えています。

自分の経験と照らし合わせても、在宅医療をとりまく制度や知識が一段落して腑に落ちる形になるのは早くても2年、かかる人では3、4年程度は必要なのではないかと思います。

これから2025年やさらにその先を見据えると、札幌できちんとした在宅医療を市民の方に受けてもらうためにも医療職の育成をどんどんしていかなければ、と危機感を覚えています。

とまぁ大きな目標はありますがまずは一歩一歩地に足をつけて進んでいきたいですね。何をなすにもまずは一歩でも毎日進んでいくことが重要ですよね!

 

まだ訪問診療、看護や在宅緩和ケア、在宅医療をしてみたい医療者を募集しています。医師や看護師さんで興味ある方気軽にご連絡くださいね。

 

 

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患者さんや家族に在宅緩和ケアを知ってもらうことのハードルはまだまだ高いですね。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

先日当院で在宅看取りをした患者さんの関係者が集まって当院で振り返りカンファレンス(デスカンファ)を行いました。

当院からは自分と訪問看護師、MSWが参加、外部からはケアマネさんとヘルパーさんが参加し色々な想いや感想を率直にお互いに話をしました。

当院の関わりは結局は在宅緩和ケアが導入されてからの12日間と短期間になったのですが・・・・やっぱりケアマネさんと合意が得られたことは在宅緩和ケアがあるということを患者さんや家族にいかに周知していくか、という課題でした。

 

在宅緩和ケアの第一歩は訪問看護師から、と考える自分にとっては通院していてもしていなくて在宅緩和ケアが必要になりそうな患者さんには訪問診療よりもまずは訪問看護を入れてほしいのですが、どうしてもそのハードルが高いままでぎりぎりの段階まで診療も看護も入っていないことが多いです。

在宅でも病院と同じように緩和ケアの医療が受けられるということを是非患者さんや家族に知ってほしいですね。どうしたら普及ができるのか・・・・難しいですが今後の課題として取り組んでいきたいと思います。

 

当院は在宅医療や在宅緩和ケアが必要な患者さんや家族に医師、看護師、MSW、リハビリセラピストなどの多職種で協力して医療を提供しています。興味のある方は気軽にまずはご相談してくださいね!

 

 

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これからは病院が在宅医療に本格的に取り組む時代がやってくる。

こんにちは、札幌の在宅療養支援診療所の医師@今井です。

昨日は西円山病院さんで1時間ばかし講演をさせて頂きました。

内容としては「これからの在宅医療において病院の果たすべき役割」という題名で病院がこれから在宅医療にどう取り組むべきかということをちょびっとお伝えしています。

↓スライドの一部

 

とまあこんな内容で病院はこれから在宅医療のバックアップをするだけでなく、自ら訪問診療や訪問看護をやらないといけないよ、っていうことをお伝えしました。

地域包括ケア病棟からの訪問看護も必須になるでしょうし、外来患者さんの減少分を病院も訪問診療で補わなければ生き残っていけないでしょう・・・・

また地域としても在宅クリニックやステーションのみでは将来的に需要に答えられず、早急に病院が在宅医療に取り組む姿勢をみせないと地域医療自体が成り立たなくなるのは明白です。

 

西円山病院の浦先生とお話ししたところ在宅医療に取り組む事について決して消極的ではない印象でしたので、当院として地域のために病院が在宅医療に取り組むことをできるだけバックアップしたいと思います。

・・・・在宅医療のプレイヤーが増えるのは診療所の経営にとって大丈夫ですか?って声も聞こえそうですが、自分としてはもうそんなことを言ってられない状況が将来的におこりそうだと思っているのであんまり気にしていないです。

さらに病院が在宅医療をやると、診療所が在宅医療をやる意義とはなんぞや?っていうさらに深い問いをしなければいけなくなるので必然的に医療の質も向上することになるでしょうから、結局は患者さんにとっては+に働きますよね。

 

病院が在宅医療を行う時代、そう遠くない時代にくると思っていますが皆さんはどう考えますか?

 

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【2018年度】札幌の在宅医療をとりまく現状について

こんにちは、札幌の宮の森で在宅医療と外来診療を行っている在宅医&かかりつけ医@今井です。

過去に札幌の在宅医療の現状について記事を書きましたが、そろそろ2018年も半ばを過ぎましたので現在の札幌の在宅医療を取り巻く現状についてつらつらと書いていきたいと思います。

【関連記事】

2017年度版札幌の在宅医療の現状について

【2015年度】札幌の在宅医療の現状について

 

2018年度の札幌の在宅医療現状についてですが、書くべき話題はいくつか挙げられるかと思います。項目別にしてみていきましょう。

○南区にも在宅療養支援診療所ができた!

手前味噌で悪いですが一番最初にこれをもってきました。やっぱり札幌全市できちんと在宅医療を受けられる体制ができたことって大きなトピックじゃないかなと思います。

確かに運営する側にとってはカバーすべき広大な地域、医療スタッフの確保、訪問看護ステーションの慢性的な不足、限られた入院施設など諸々条件は良くないです。

ただこれは当法人にとっても医療を通じて札幌という地域に貢献するというミッションを果たすことができるため非常に重要なことだと信じています。

さっぽろみなみホームケアクリニックが設立されたこと、やっぱこれは大きな変化じゃないかなって思います。

○病院は方針と立ち位置が明確になりつつある

これは診療報酬の改定の影響もあるでしょうが、在宅医療や在宅療養支援診療所とどのように付き合っていくのか、病院ごとにある程度方針と立ち位置が明確になりつつあると感じています。

リハビリに特化するのか、それとも地域包括ケア病棟をもった地域に共存する病院としていくのか、それとも急性期としていくのか・・・・外からみていても明確に方針をもっている病院はわかりますし、また地域の診療所へも積極的に関わってくれてきています。

まだ方針が明らかになっていない病院もありますが、正直個人的にはそういう病院はどうなんだろうっていつも思っていますが・・・・

まあそれは脇においといて、とにかく病院の中で在宅医療に積極的に関わろうと思ってくれる所がでてきてくれているのは有り難いですね。

○施設系在宅医療は質が低下しつつある

こちらも診療方針改定の影響でしょうが、単価が下がった分とにかく数をみて診療するっていうクリニックが跋扈しています。

その結果施設での在宅医療については真面目にやっている先生はどんどん少なくなっているというのが現実ではないでしょうか?

○○在宅クリニックとかで総患者数○○○人、そのうち施設の患者さんが9割近くって本当にそれ在宅でみる必要あるの?って気がします。

まあこの流れは今後もかわらないでしょうがそれがより一層目につくようになったのが2018年かと思います。

訪問看護ステーションはどんどん事業所が分割して小規模化している

こちらはこの通りですね。小規模の訪問看護ステーションが乱立しており国の意図とは裏腹に大規模ステーションはあまり多くないのが実情です。

なぜか?それは訪問看護ステーションで勤務してある程度経験を積みそのステーションで長く勤務する、というよりはそれだったら自分で開設しよう!と考える看護師さんがいるからですね。

看護師さんが自分でステーションを開設するのは全然いいかと思いますが、困るのは地域にどの程度のステーションがあってきちんと活動しているのか、その質と量を評価する機関がないことです。

今後この部分は誰にとってもわかるようにしてほしいですね~・・・・

ステーションの乱立化は一過性のものではなく今後も続くことになるでしょうね。

サ高住の整理が始まりつつある

在宅医療を取り巻くサ高住ですが、札幌はかなりの数の住宅があります。現在少しずつですが事業所の大規模化や質の低い事業所、立地の悪い事業所などの経営が悪化し経営統合が進んできています。

こちらも介護士の確保など事業自体がかなり難易度が高くなっていくでしょうから今後はサ高住の経営母体はどんどん変わることが予想されますね。

 

ということで2018年現在での札幌の在宅医療をとりまく現状について簡単にまとめてみました。

今までなかった南区で在宅療養支援診療所が設立され、札幌全域において真っ当な在宅医療を行う在宅療養支援診療所ができたこと、これが今年の一番の変化ではないでしょうか。

 

以上自分の意見でした、皆さんのご意見あれば教えて下さいね。

 

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【2018年】当院の訪問診療の上半期の活動を数字で振り返る

こんにちは、札幌で在宅医療、在宅緩和ケア、かかりつけ外来を行っている医師@今井です。

2018年もあっという間にもう折り返し地点になりました。ということでこの半年の間にどの程度の活動をしてきたのか、在宅医療の部門だけでも振り返ってみたいと思います。過去2年の分も比較で乗せてみたいと思います。

興味ある方ぱらっとみて、在宅のクリニックってこんな感じのアクティビティなんだ~って頭の片隅にでも覚えておいてくださいね~

~関連記事~

【2017年】当院の活動を数字で振り返る

【2016年】当院の活動を数字で振り返る

 

定期訪問診療

2018年現在:4020件

2017年:7548件

2016年:6763件

今年も件数が増えそうですね。

ただおそらく下半期はみなみクリニックの開業もあり和田先生がいなくなる&患者さんをつれていくので下半期では訪問件数は横ばい~減少かなと考えています。

医師が大体5。5人体制くらい、一人当たり750回訪問。月で割ると120回程度の定期訪問となります。ひと月20日とすると1日の定期訪問件数は医師一人当たり大体6件となりますね。

まあ定期の訪問は諸々考えると年末にはおそらく8000件程度の回数で落ち着くのではないかと予想しています。

往診

2018年現在:345件

2017年:531件

2016年:663件

往診回数は2018年はこのままいけば単純に×2で考えると690件程度となることが見込まれています。

増加している原因はおそらく2つあって

①診療している患者さんが、往診がより必要になる病状である割合が増えている

②外来からの往診が増えている

のが原因なんじゃないかなと考えています。当院は初診の方からどんどん往診していますのでこの件数は下半期も増えそうな予感・・・

 

時間外往診(夜間、深夜、土日)

2018年現在:130件

2017年:221件

2016年:133件

こちらも順調に増えています。2年前の倍の件数となっていますね。これも上述のとおりの理由があるのかなと思っています。

月にならすと大体20回程度の休日や夜間、深夜の往診にでている形になりますが不思議と負担感はそんなにありません。皆で当番回しているからでしょうかね~。

退院時カンファレンス

2018年現在:70件

2017年:100件

2016年:92件

カンファレンスの回数も増加していますね。これは

①病院側が積極的にカンファを開催してくれるようになった

②カンファレンスが必要な患者さんの紹介の増加

③当院のMSWの活動が周知されてきている

っていうのが理由かなと考えられます。下半期もおそらく継続してこのまま活動していくので年間のカンファレンスは140回程度になるのではないかなと思われます。

自宅看取り

2018年現在:50人

2017年:93人

2016年:72人

こちらも徐々にですが増加傾向です。自宅看取りは素晴らしいですが現実的には入院した方がいいっていう患者さんや家族の方もいらっしゃいます。

連携病院や入院先で亡くなった方は大体ですが20人程度おられます。都度適切な場所でケアをして希望をかなえていくのは続けていきたいですね。

下半期はどの程度の患者さんを自宅でお看取りすることになるでしょうか・・・

当院の職員数

2018年現在:52人

2017年:42人

2016年:33人

みなみの診療所の職員やステーションの人数の増加、外来看護の充実などで職員数は年々増加傾向ですね。おそらく下半期はそんなに多くはならないでしょうが、既に医師が二人来ることも決まっているのでそれにあわせてさらに事務や看護師さん増えそう・・・・

昨日の壮行会もそうですが、気の合う仲間がどんどん増えるのは本当にありがたいですし楽しいですね!!

 

ということで簡単に当院の在宅部門の数字、2018年の上半期分を振り返ってみましたよ。他に何か知りたい情報あるようであれば気軽に連絡くださいね~・・・

 

 

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訪問診療を導入する際に在宅療養支援診療所のMSWが果たす業務、役割について

こんにちは、MSWが6人在籍している札幌の在宅療養支援診療所の医師@今井です。

MSWは連携の中心

連日新規の患者さんの依頼や入退院調整など、当院ではMSWが主になって他職種、他医療機関との連携業務を行っています。

これにより一定レベルの質の連携業務を行うことができ、医療機関として連携の方法、質の担保を個人(医師)の資質に任せることがなくなります。

在宅医療は個人の資質も大きいですが、複数医師、多職種が在籍する診療所では業務の質の担保を個人任せにすることなくチームで支えることは重要だと個人的には考えています。

MSWの業務内容

さて在宅療養支援診療所でのMSWでの仕事ってぱっと思いつくだけでも①入院及び退院調整②患者さんと家族の在宅療養支援③在宅医療の現場での多職種連携④経済問題への介入⑤法人内での連携の中心・ハブ⑥困難症例での行政との窓口、等々たくさんありますが、今回は訪問診療を導入するにあたってMSWが果たす役割に絞ってその業務、役割について少し述べてみたいと思います。

訪問診療を導入するにあたり在宅療養支援診療所のMSWが果たす業務、役割について

当院では病院からであってもケアマネさんからであっても家族であっても、必ず新規の在宅医療の依頼はMSWが対応することとしています。

一番最初にMSWがすることは依頼者からの情報収集です。どのような病歴か、なぜ在宅が必要か、キーパーソンはだれか、どこまで自宅で過ごすつもりなのか、金額的にどの程度余裕があるのか、入っているサービスは何か、訪問看護やケアマネはどこか、などなど・・・・・入念に可能な限りすべての情報を集めるようにしています。

依頼者によっては「あのクリニックに在宅依頼しても沢山質問くるからめんどくさいんだよね」って他の何も聞かないで在宅医療しますよ、っていうクリニックに依頼することもあるかと思います。

しかし当院はきちんとした医療を提供したい、もしくは居宅での在宅医療以外でも施設に入所したりホスピスの方が良かったりなど、他にいい医療や福祉の選択肢がその人にある可能性も否定はできないためと考えているため、できる限り情報を集め本当に在宅医療で介入した方がいいと思える場合のみ介入するようにしています。

なのでこの情報収集業務、非常に事前に時間がかかるのですがMSWが時間と手間をかけて行いそこで「在宅の介入が必要だな」って判断した場合に医師に情報まとめてプレゼンすることになります。

MSWのプレゼン後医師も在宅OKとなると、今度は患者さんや家族の方、紹介元との調整に入ります。入院中であれば退院時カンファレンスの調整を行いますし、在宅の方であれば一度訪問診療前に事前訪問を行い+αの情報収集と患者さんと家族の方にも訪問診療についての概要と費用等の説明、診療の同意書の取得、医療費の引き落としの手続き等を行います。

もちろんその間にケアマネや訪問看護との連携であったり、導入されていない場合はその必要性についても判断し同時並行して調整業務を行っていくことになります。

その後カンファレンスもしくは初回の訪問につなげて在宅医療の開始っていうことになりますが・・・・えぇ、結構な労力をMSWは費やしています。

なぜそこまでするの?

正直在宅医療導入にあたってここまできちんとするクリニックは少なくとも札幌市内ではほぼないじゃないかなと思います。これだけ時間と手間かけるって確かに人手かなり余裕もっていないとできないですから・・・

なぜそこまでするのか?以下に理由です。

①MSWが訪問診療前に事前にこれだけの労力を費やすのは確かに大変ですが、その分在宅医療導入時には必要な情報がある程度診療医がわかっている状態となるので医師の心理的、業務的負担を軽減できるため

②患者さんや家族にとっても在宅医療の制度はまだまだ未知であるため事前にきちんと説明しておかないとトラブルになる可能性があるため。特に費用も通常の外来よりは高額ですしね。

③事前にきちんとした手順を踏むことにより複数の視点で患者さんを評価することができ、本当にどうしてあげることがその患者さんにとっていいのかを客観的に検討することができる

などが理由ですね。

 

・・・・ということで紹介元の医療機関やケアマネさん、訪問看護さんなどにおきましては大変かも知れませんがご協力の程よろしくお願いします。

どうせ在宅医療を受けるのならばきちんと納得してもらったうえで、さらにそれが一番その人にとっていいと思える状況で受けてもらいたいというのが当院の考えです。

在宅のフィールドではMSWが取り組むべき課題は山ほどあります。興味ある、情熱のあるMSWの方いましたら是非見学にでも来てくださいね~

 

 

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