南区で在宅医療、在宅緩和ケアを訪問診療で受けたいと考えている方は是非ご連絡ください。【MSWも募集中です】

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

7月から活動を開始した当院の分院の「さっぽろみなみホームケアクリニック」ですが有り難いことに順調に患者さんを紹介してもらっています。

和田先生を中心に在宅医療に慣れたスタッフと、新規に加わったスタッフが一緒になって日々活動しているのを自分も聞いていますがまだまだ患者さんへの対応は十分に可能です。

在宅医療について話をきいてみたい、在宅で緩和ケアを受けてみたい、通院が厳しくなってきたけれど施設には入らず住み慣れた自宅で過ごしたい、等々当院の活動に興味のある方は是非以下の連絡先まで気軽にご連絡ください。

同時に在宅医療に興味のあるMSWさんも募集しています。地域へのアウトリーチを行いながら病院とはまた違った環境でMSW本来の業務をしてみたいMSWさん是非一緒にはたらきませんか?興味ある方ご連絡くださいね!!!

 

 

さっぽろみなみホームケアクリニック概要

○札幌市南区澄川3条6丁目3番3号 じょうてつドエル真駒内1階内 

電話番号:011-820-3373

医師:和田靖、川合晴朗

診療内容:在宅医療、在宅緩和ケア

連絡担当:木田 メールアドレス:kida-t@40.115.152.204

 

【2018年度】札幌の在宅医療をとりまく現状について

こんにちは、札幌の宮の森で在宅医療と外来診療を行っている在宅医&かかりつけ医@今井です。

過去に札幌の在宅医療の現状について記事を書きましたが、そろそろ2018年も半ばを過ぎましたので現在の札幌の在宅医療を取り巻く現状についてつらつらと書いていきたいと思います。

【関連記事】

2017年度版札幌の在宅医療の現状について

【2015年度】札幌の在宅医療の現状について

 

2018年度の札幌の在宅医療現状についてですが、書くべき話題はいくつか挙げられるかと思います。項目別にしてみていきましょう。

○南区にも在宅療養支援診療所ができた!

手前味噌で悪いですが一番最初にこれをもってきました。やっぱり札幌全市できちんと在宅医療を受けられる体制ができたことって大きなトピックじゃないかなと思います。

確かに運営する側にとってはカバーすべき広大な地域、医療スタッフの確保、訪問看護ステーションの慢性的な不足、限られた入院施設など諸々条件は良くないです。

ただこれは当法人にとっても医療を通じて札幌という地域に貢献するというミッションを果たすことができるため非常に重要なことだと信じています。

さっぽろみなみホームケアクリニックが設立されたこと、やっぱこれは大きな変化じゃないかなって思います。

○病院は方針と立ち位置が明確になりつつある

これは診療報酬の改定の影響もあるでしょうが、在宅医療や在宅療養支援診療所とどのように付き合っていくのか、病院ごとにある程度方針と立ち位置が明確になりつつあると感じています。

リハビリに特化するのか、それとも地域包括ケア病棟をもった地域に共存する病院としていくのか、それとも急性期としていくのか・・・・外からみていても明確に方針をもっている病院はわかりますし、また地域の診療所へも積極的に関わってくれてきています。

まだ方針が明らかになっていない病院もありますが、正直個人的にはそういう病院はどうなんだろうっていつも思っていますが・・・・

まあそれは脇においといて、とにかく病院の中で在宅医療に積極的に関わろうと思ってくれる所がでてきてくれているのは有り難いですね。

○施設系在宅医療は質が低下しつつある

こちらも診療方針改定の影響でしょうが、単価が下がった分とにかく数をみて診療するっていうクリニックが跋扈しています。

その結果施設での在宅医療については真面目にやっている先生はどんどん少なくなっているというのが現実ではないでしょうか?

○○在宅クリニックとかで総患者数○○○人、そのうち施設の患者さんが9割近くって本当にそれ在宅でみる必要あるの?って気がします。

まあこの流れは今後もかわらないでしょうがそれがより一層目につくようになったのが2018年かと思います。

訪問看護ステーションはどんどん事業所が分割して小規模化している

こちらはこの通りですね。小規模の訪問看護ステーションが乱立しており国の意図とは裏腹に大規模ステーションはあまり多くないのが実情です。

なぜか?それは訪問看護ステーションで勤務してある程度経験を積みそのステーションで長く勤務する、というよりはそれだったら自分で開設しよう!と考える看護師さんがいるからですね。

看護師さんが自分でステーションを開設するのは全然いいかと思いますが、困るのは地域にどの程度のステーションがあってきちんと活動しているのか、その質と量を評価する機関がないことです。

今後この部分は誰にとってもわかるようにしてほしいですね~・・・・

ステーションの乱立化は一過性のものではなく今後も続くことになるでしょうね。

サ高住の整理が始まりつつある

在宅医療を取り巻くサ高住ですが、札幌はかなりの数の住宅があります。現在少しずつですが事業所の大規模化や質の低い事業所、立地の悪い事業所などの経営が悪化し経営統合が進んできています。

こちらも介護士の確保など事業自体がかなり難易度が高くなっていくでしょうから今後はサ高住の経営母体はどんどん変わることが予想されますね。

 

ということで2018年現在での札幌の在宅医療をとりまく現状について簡単にまとめてみました。

今までなかった南区で在宅療養支援診療所が設立され、札幌全域において真っ当な在宅医療を行う在宅療養支援診療所ができたこと、これが今年の一番の変化ではないでしょうか。

 

以上自分の意見でした、皆さんのご意見あれば教えて下さいね。

 

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さっぽろみなみホームケアクリニックは順調に診療開始しましたよ!!

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

7月から新規オープンした当法人の分院で南区で訪問診療、在宅医療を行うさっぽろみなみホームケアクリニック、まずは順調に診療開始することができました!!

↓以下写真です

外観です。クリニックの横には包括センターがあります!これはすごいいい連携とれそう・・・・

たくさんのお花ありがとうございました。

診療所の中は本当にシンプルです。

和田先生や川合先生はじめ他のスタッフもクリニック立ち上げを楽しく一生懸命頑張ってくれており本当にいい雰囲気ができていました。

その合間をみて自分は和田先生と木田さんと問題点や今後の課題などを一緒に議論、解決すべき点を相談していました。

全然心配ないんですが、もし一つあげるとすればやっぱり事務系の人の仕事量・・・えぇ、既にありがたいことに居宅から7人も新規の相談がきておりその調整にてんやわんやって感じです。新規の調整と諸々の事務所の整理を一緒にしていくって間違いないようにするの、結構な仕事量になるんじゃないかなと、働きすぎにならないかだけで本当に心配です。

でも裏を返せば南区でいかに在宅医が必要とされていたかっていうことでもあるので本当に苦労して開設してよかったです。

自分はサポートしかできないですが、南区の在宅医療、在宅緩和ケアを行っていくさっぽろみなみホームケアクリニックのバックアップ、全力で頑張っていきたいと思います!!

 

さっぽろみなみホームケアクリニック概要

○札幌市南区澄川3条6丁目3番3号 じょうてつドエル真駒内1階内 

電話番号:011-820-3373

医師:和田靖、川合晴朗

診療内容:在宅医療、在宅緩和ケア

医療関係者、患者様、御家族へ

当院は札幌の南区を中心に訪問診療、在宅医療、在宅緩和ケアを行うために開設した診療所です。

院長の和田は元々の総合診療に加え、中央区のいまいホームケアクリニックにて長年在宅医療、在宅緩和ケアに従事し数多くの患者さんやご家族の在宅療養支援、在宅看取りを積極的に行っておりました。

一人一人患者さんや家族の考えは違うとは思いますし医療に求めるものも異なるとは思いますが、できる限り希望に沿うような医療を提供したいと考えています。

クリニックにはMSWもいますので地域の医療や介護関連の事業所ともきちんと連携をとり地域の中での活動を重要視していきたいと考えています。

在宅医療や在宅緩和ケアに興味のある方、相談したい方は気軽にご連絡頂ければと思います。

 

現在新規の患者さんどんどん受けています!興味ある方いつでもご連絡くださいね~。

 

 

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南区の患者さんですが癌の患者さん以外も最近は紹介が増えてきました。ありがたいですがまだまだ受付していますよ!!

こんにちは、札幌の中央区の診療所の在宅医@今井です。

南区で7月1日から開設予定の分院、さっぽろみなみホームケアクリニックですが徐々に癌終末期の緩和ケア以外の患者さんで在宅医療が必要な方も紹介して頂けるようになってきました。

南の沢や藻岩下、真駒内、北の沢、藤野、石山・・・・・脳血管障害後遺症や認知症、その他老衰の患者さんなども地域の看護師さんやケアマネさんと一緒に訪問しております。

南区で在宅医療、在宅緩和ケア、訪問診療が必要になった時は是非当院にご連絡ください、お待ちしています。

(ちなみにアイキャッチ画像は南区のシンボルマークですよ~)

南区の訪問診療の患者さん、受け入れています!!【真駒内、澄川、藤野、北の沢・・・気軽に相談くださいね~】

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

南区の分院ですが場所の選定に時間がかかっており当初の6月ではなく7月開院予定で動いています。

ただ訪問診療の患者さんに関しては既に受け入れを始めておりますので在宅医療や介護の問題で困っており訪問医の相談を受けたい方は気軽にご連絡ください。

癌の末期で緩和ケアが必要な患者さん、認知症の患者さん、脳血管障害の後遺症の患者さん、骨折後の患者さん、老衰の患者さん・・・・できる限り質を高く診療していくようにしたいと考えています。

南区全般で在宅医療に困ることがあればまずは当院まで気軽にご連絡を!!

 

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日ハム北広島移転により決定的となった南区全体、真駒内の衰退の確定~方策はあるのか?

こんにちは、サッカーが好きな札幌の医師@今井です。

日ハム、というか野球自体にはあまり興味がないためあまり気にかけてのニュースチェックすることはありませんでしたが最終的には北広島移転で決着がついたんですね。北広島の皆さんおめでとうございます!

日本ハム新球場、北海道・北広島市に決定 

冬季オリンピックの誘致、真駒内の自然保護のための反対活動、コンサドーレとの絡み、JR北広島線の経営、北広島市長や市全体の積極姿勢、アジア1のボールパーク構想など様々な思惑があったのかと思いますが個人的にはやはり札幌以外の道内外からのファンの集客、ボールパーク構想の実現のためには長い目でみると北広島の方が発展性があるかと思っていたので北海道全体のためには良かったのかなと感じます。これで北広島も札幌のベットタウン以上の価値がでるでしょうし・・・

さてそんな中ですが南区に分院を出す予定の当院としては気になるのは今後の南区の将来性・・・どうなるでしょうか?

過去に札幌市や北海道の人口動態についてこの二つの記事で書いてみました。

札幌市の人口動態への簡単な考察~2017年版

29年8月の人口動態統計から~北海道は本格的な人口減少社会に突入です

結局はまとめると北海道全体でも流出人口が増えているし自然減も進行、札幌では南区と厚別区はすでに人口減少フェーズに突入しておりどこよりも早く少子高齢化の余波を受けるだろう、ということが見えてきました。

北広島移転に伴いもしかしたら厚別の方は経済効果が波及する可能性はあり得ますが、南区に関しては正直これから長期的に衰退の一途をたどるでしょう。おそらく今回の球場移転の話が後世からみた北広島と南区の経過の分岐点だったねと言われる可能性が高いかと思います。

 

では南区が将来的にどのように活性化のプランを考えていくのか・・・・これは個人的な意見ですがどう考えても豊かな自然と組み合わせてヘルスケア産業の拠点をつくるしかないのではないかなと思います。ドメスティックな視点でつくるのではなく、アクセスを良くし海外からの顧客をひっぱりメディカルツーリズムのメッカとする、そのくらいしか南区活性化の案はないような・・・・しかもできるだけ早くしないとどんどん魅力が失われていきますよね。南区の皆さん残された時間はあまりありませんよ!

皆さんのご意見はどうでしょうか?よければ教えてくださいね

 

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札幌での在宅医療、在宅緩和ケア、在宅+外来診療に興味のある医師を募集しています

こんにちは、今回のブログは上記の如く来年度一緒に働いてくれる医師を募集していますっていう内容です。

当院は在宅医療を医師や看護師、MSWやケアマネ、リハビリセラピストなど多職種が院内で(もちろん院外の色んなところとも一緒に診察はしていますが)協力し地域の患者さんに提供しています。

特徴としてはできるだけ施設などで大量に、1分診察のような形で患者さんをたくさん診る事をせずに、個人宅の、重症度の高い患者さんの在宅支援を積極的に行っている点です。夜間や休日などは後述のようにチーム医療を重視しますが、基本的には医師の診療は完全主治医制としていますので、患者さんや家族と信頼関係を築きながら診察を行っていけます。

医師は6名の複数体制で、夜間や休日に関しては完全当番制ですので基本的にはオンオフがしっかりしています。当番は大体平日が週1回、土日は月1回程度で基本的には普通に生活してもらい何かあったら往診するかどうか、ということになっています。

癌の患者さんを中心に在宅での看取りも積極的に行い年間約100人程の患者さんを自宅で看取っております。札幌では一番診療実績のある在宅診療所ではないかと自負していますので多彩な症例を経験することが可能です。

子育て中の方、または働き方を相談したい医師の方もいくらでも相談は可能です。

 

在宅医療はこれからの社会情勢上、医師として必須のスキル、知識となると自分は信じていますが、正直ある程度の知識などを基に自分一人で訪問看護師さんやケアマネさんに有意義な情報提供や指示をだせるようになるまで2~3年は時間が必要です。早めに準備をして来たるべき将来の社会保障制度の変化に耐えられる医師になりませんか?

 

個別住宅をメインとした在宅医療に興味がある医師の方、また外来もかかりつけ医として行っておりますが、地域の中での活動に興味のある医師の方いましたらまずは当院にご連絡くださいね。

2018年6月からは南区を中心にさっぽろみなみホームケアクリニックも開院予定です。こちらでの勤務したい医師を募集していますので同様にご連絡ください~、お待ちしています!

随時見学なども受け付けていますので宜しくお願いします~

 

文責:今井

医師募集担当:上林

連絡先:kanbayashi-s@40.115.152.204

 

南区を中心に訪問診療、在宅医療、在宅緩和ケアを行う<さっぽろみなみホームケアクリニック>を立ち上げます

深夜往診からの朝7時からの外来診療医@今井です。

突然ですが札幌の南区を中心に訪問診療の診療所を立ち上げることになりました。当院で長く勤務してもらっていた和田先生が南区に新たに

さっぽろみなみホームケアクリニック

を分院として6月に立ち上げ開設予定で行動しております。

診療所の場所も現在選定中ですがおそらく真駒内近辺を考えています。対応エリアは真駒内から川沿、簾舞、澄川などなどのエリアを考えています。

 

診療所の位置も決まている最中ですので診療エリアはかわる可能性ありますが大体こんな感じとイメージしてもらってもいいかと思います。

という訳で南区の患者さんも少しずつ訪問診療していきますので依頼のある方、相談したい方はまずはご連絡ください。癌の患者さんもこれまで通り対応はしますが、これまで対応が難しかった神経難病や認知症、脳血管障害後遺症の患者さんなど比較的長いスパンで診療が必要な患者さんも受け入れていきたいと考えています。

相談先は当院の地域連携室 011-215-8330 となっております。ご連絡ください。

→こちらも参考にしてください<南区の訪問診療の患者さん、受け入れています!!【真駒内、澄川、藤野、北の沢・・・気軽に相談くださいね~】

 

なかなか南区は在宅医がおらずこれまで患者さんのみならず訪問看護師さんなどの在宅医療関係者も苦労してきたかと思いますが微力ながら頑張っていきたいと考えています。宜しくお願いします~

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コンディションの話

3月ももう半分すぎましたね・・・・・

 

こんにちは、今日は南区周りでしたので澄川や真駒内方面まで訪問していましたが、だいぶ市内も雪が少なくなり道路もいいコンディションになってきましたね。

さてコンディションといえば、在宅医療では採血に関してはどう採取した血のコンディションを保つのかが結構難しい問題となります。病院と同じように採血してすぐに検体検査にだせればもちろん問題ないですが、今回の診療のように診療開始~南区訪問~中央区訪問~診療所、まで大体長い場合は6~7時間くらいかかってしまうこともあります。(もちろん途中休憩含んでの時間ですが・・・・・)

その場合診療の最初にとった採血も診療所に戻ってから検体検査にだすことになるんですが・・・・・やっぱりすぐとったものに比べどうしても値が血のコンディションによって変わってきてしまいますね。大きく影響を受けるのはやっぱり時間、温度、そして溶血の3要素でしょうか。具体的な影響としては個人的な意見としてはK値やGOT、GPT、LDHなどが高くなる印象があります・・・・・在宅医療ではある程度値の変動があるのもしかたないのかも知れませんが、在宅医(というか自分でとった採血の値)が採血結果をみるときってここら辺の<採血とってから出すまでかかった時間>とかも考慮して考えなきゃいけないかも知れませんが他のクリニックの皆さんはどうしているんでしょうか?これから春から夏場にかけて検体の出し方も工夫が必要になるかもしれませんね・・・・

(あと血液ガスに関しては病棟で採ったときは検体機器まで走って測定に行った気がしますが・・・・・在宅ではかなりタイムラグがありますがここら辺って値としてはどの程度の時間までは正確なんでしょうか?だれか知っている人いましたら教えてください・・・・・)

 

さて本日の医療ニュースはこちら、今までこのブログでは国が24時間体制の地域包括ケアをどう進めていこうかとしているか周辺ですすんでいる話等をとりあげてきていましたが、今回は診療所側、かかりつけ医側からみた場合、現在の状況はどう見えるか?将来的にはどうすべきか?をきちんと述べてくれている記事です。両面から物事をみていくのは大事ですよね、是非ご参考にしてください。

m3.comより https://www.m3.com/news/iryoishin/512460

多様な疾患を診る開業医の現実 – 坂根みち子・坂根Mクリニック院長◆Vol.1

【現状編】かかりつけ医の適正な評価を
スペシャル企画 2017年3月20日 (月)配信聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

 「医師の働き方改革」は、病院勤務医に限った話ではない。診療所開業医にとっては、自分自身の働き方に加えて、雇用者の立場として職員の労務管理にも目を配り、改善に努めることが求められる。
今回紹介するのは、坂根Mクリニック(茨城県つくば市)院長の坂根みち子氏。常勤と非常勤を合わせ、計9人の職員は全員女性。冬期は1日に100人もの患者を診る日も多いという坂根氏。職員のスキルを高め、ITなども駆使、質の高いかつ効率的な医療を目指す坂根氏に、自身の勤務医時代の経験や苦労も含めてお聞きした(計6回の連載)。


――先生は、循環器内科医としてのキャリアを積んだ後、2010年10月に開業されました。今はどんな診療をされているのか、まず現状をお教えください。

季節によっても違いますが、冬期の患者さんは1日100人前後。外来は基本予約制で、予約外受診は間に入れます。受付時間は、早朝診療をやっているので、午前は7時30分から11時30分、午後は2時から5時30分までです。状態が比較的安定している人であれば、2カ月に1回の受診となります。それでも患者さんが多い理由の一つは、私が循環器の専門医であり、循環器疾患を軸に、幅広い疾患に対応していること。加えて、女性医師であることも理由だと思います。看護師は常勤4人、事務職員は常勤3人、非常勤2人を合わせ、計9人のスタッフは全て女性です。

風邪から循環器系の専門的な評価を必要とする患者さん、さらにはメンタル面でのカウンセリングを必要とする患者さんまで、本当にさまざまな患者さんを診ています。医療の質を維持しつつ、多くの患者さんに対応するため、ITを駆使するほか、力を入れているのはスタッフ教育。看護師は救急患者の初期対応ができるスキルを持ち、医療クラークは、私の診察内容をリアルタイムに電子カルテに入力し、他院への紹介状も8割程度は完成できる医療知識を持っています。

――大学病院からの紹介患者も多いと聞いています。

例えば、80歳代で紹介されて来た患者さんは、高血圧と不整脈に対しては、循環器内科で、心臓カテーテルアブレーション後、植え込み型除細動器(ICD)が植え込まれており、代謝内分泌内科では、糖尿病でインスリン治療をされており、腎臓内科では慢性腎臓病(CKD)を診てもらっていました。

私はかかりつけ医として、循環器内科だけでなく、代謝内分泌内科、腎臓内科などの患者さんも全て診ているわけです。専門外だからと言って、何かを省略することはできません。多疾患を抱え、さまざまな診療領域にわたる患者さんを診るのは、本当に大変で、時間もかかります。大学病院で診ていた項目はもちろんチェック、場合によっては大学病院より細かく診ているかもしれません。食事の内容や生活習慣、自己血糖測定や自宅での血圧測定の結果なども確認して、指導しています。病状が安定している患者さんでも、いつ状態が変わるか分からないので手は抜けません。

私はかかりつけ医としての今の仕事にやりがいを持っています。ただどんな診療をしても、診療報酬に差がないことは問題があると思っています。開業医の働き方改革を進めるには、カルテを基に診療内容によって診療報酬にメリハリを付けることが必要ではないでしょうか。

診療報酬は公定価格です。開業医が収入を上げるためには、(1)長時間労働して、多くの患者さんを診る、(2)検査などを行い、患者さん1人当たりの診療単価を上げる、(3)頻回に受診してもらう、(4)自費部門を充実させる――という4つの方法のいずれかを取るしかないのです。私はポリシーとして余計な検査や頻回受診は避けたいと思っており、長時間労働にも限度があります。当院で自費診療を充実させているのは、経営を安定させて、医療保険に過度に頼ることなく、良い医療を提供したいからですが、多疾患をまとめて診る場合のインセンティブも必要だと思います。

――かかりつけ医を評価する点数としては、地域包括診療料(加算)が2014年度診療報酬改定で新設されました。

地域包括診療料は、24時間対応、医師2人以上の体制にすることなどが要件であり、算定は困難です。加算の算定もハードルは高い。「24時間対応と言っても、夜間に呼ばれるのはまれだから、問題ない」と言う方もいますが、実際に呼び出される回数の多寡によらず、呼ばれることが想定される以上は、それに備えているので、「問題ない」という理屈は分かりません。未成年の子ども、あるいは介護が必要な家族がいたらなおさらです。

女性医師の割合は年々増加していますが、子育てはいまだに多くが女性の役割でしょう。女性医師が出産、育児後も仕事を継続できるようにするためには、オン・オフがはっきりする環境作りが必要。オンの時は、いつ呼ばれても大丈夫なように必ず準備しておく。もちろん、お酒も飲まない。でも、オフだったら呼ばれることがないようにする。これは男性医師にとっても、必要な環境でしょう。

しかし、医師、特にある年齢以上は、長年、「いつでも呼ばれる」という生活に慣れてしまっており、その論理で物事を考え、制度設計をしているのではないでしょうか。それは、家事も育児も他にやってくれる人がいる人の論理です。

――24時間対応をはじめ、開業医の働き方にはどんな取り組みが必要だとお考えですか。

当クリニックがある、つくば市は、茨城県内で唯一、人口当たりの医師数が全国平均を超えている自治体です。大学病院のほか、基幹となる病院が当クリニックから車で10~20分程度の場所にあります。つくばに限りませんが、開業医の働き方を考えるには、夜間や休日は救急医療体制が整っている地域の病院との連携が不可欠です。365日24時間対応を、1人医師の診療所に求めても、対応はできません。

当院では、クラウド型の電子カルテを導入しています。パソコンがあれば、患者さんやご家族は、自宅で、あるいは夜間などに受診した病院で、自分のカルテを見ることができます。容体が悪化する心配がある患者さんについては、例えば救急搬送を受け入れる医師を想定して、どんな点に注意すればいいか、終末期が近い患者さんであれば、私がどんな説明をしているかなどまで書いています。IT化が進む時代ですから、こうした仕組みを各医療機関が導入すれば、情報共有も容易です。

情報共有だけでなく、どうすれば地域連携がスムーズに進むか、他にもいろいろアイデアはあります。強力なリーダーシップを発揮する人がいて、かつ一定の診療報酬上での評価があれば実現するのでしょう。しかし、現実には、なかなか難しいですね。

――開業医が力を発揮するためには、患者さんにも、受診の仕方を考えてもらいたいと、先生は常々指摘されています。

はい。最近、気になっているのは、聞きたいことを全て聞いて帰ろうという患者さん。問題はその内容です。何か分からないことがあると不安になり、病気かもしれないからとすぐ受診。せっかく受診するなら全てを聞いて帰りたい。せっかく受診するなら、あんな薬も、こんな薬もほしい……。そのほか、主訴から考えて、「不要」と説明しても、「検査をしてほしい」と訴え続ける患者さんもいます。受診の際にご家族の医療相談をしたり、「この前の夫の検査結果はどうでしたか」と聞いてきたりする方なども見られます。

時間的に余裕があり、一定の報酬が得られれば、かかりつけ医として、可能な限り対応したい。しかし、現実には、重症な患者さんが控えていたりするので、対応には限界があります。多数のスタッフを雇用する経営者の立場として、赤字を出すわけにも行きません。公的医療は支え合いの制度。本当に必要な時に、必要な医療を誰もが受けられるようにするためには、患者さん側にも「権利」とともに「義務」もあるのです。

 

 

 

 

 

女医さんもこれからどんどん増えてきますし医師のワークライフバランスをどうとるかは本当に難しい問題です。子育てや出産などのライフイベントに併せた多様な働き方を認めつつも、持続可能な制度としてきちんとしたものをどう設計していくか、これからの課題ですよね。

 

口から心臓が飛び出す感覚

車が○○○○して危なかったんです・・・

 

こんにちは、皆さん訪問診療って診療所から○kmとかの結構せまい範囲でしているって思われているかも知れませんが、当院は少し違います。基本的には西区中央区を中心としていますが、必要があれば南区や手稲、北区等結構遠いところにも行きます。ただクリニックの中であの先生は○○地区、この先生は北区方面とかって大体決めて動くようにしているので、ある程度は効率よくは訪問はできる体制にはしています。

ただ自分の場合は最初の3年近く一人で診療していたこともあって、長くみている患者さんが南に北に、西に東にちらばって結構いらっしゃいます。遠いから他の先生にお願いしてもいいかなぁって思うこともあるんですが、やっぱり長年診察している患者さんちに訪問して患者さんや家族の方と話していると「冬だから、遠いから、そろそろ他の先生に主治医変わってもらおうと思います・・・・」って話を切り出すこと、できないんですよねー。なのあで昨日の訪問診療、最近の中では結構な長い距離を走ることになりました。

診療所→中央区→澄川→南&北の沢→盤渓抜けて琴似→新川→新琴似→母校の南高の近く→診療所って感じであっという間に夜になってしまいました。↓↓道中の写真です。

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盤渓の山の中、同行看護師の○葉さん運転していたんですがコーナーでスリップして制御不能に・・・・○葉さん絶叫していました。(自分も久々に<おおおっっっ>て口から心臓飛び出す感覚味わえました・・・)対向車や後続車いなくてよかったです。

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こちらは新川の高速道路高架下・・・結構なコミ具合で車もちょびちょびとなかなか進みません。

なんでこんな前ふりしているかっていうと・・・・えぇ、自分達も一生懸命急ぎますが冬季ですので皆さん診療の多少の遅れは是非ご理解ください。(もう自分もしばらくはどきどきしたくありません・・・)

下は今日のクリニック前の道路の写真です。一見すると雪降ってないし全然問題ないようですけど実はかなりつるっつるです。雪が降っていないときでも冬季の札幌診療は結構時間がかかるって、心の片隅に記憶しておいてもらえればと思います。

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さて本日の医療ニュースはこちら。12月5日に行われた <第5回新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会>の検討会の内容についてです。下記に公開された資料を添付していますが要約すると①保険医登録を2種類用意②保険医療機関の解説者になるためには2種登録証を取得する必要あり③2種登録のために地方での勤務を義務付け(期間は地域により異なる)④専門医に関しても研修枠を制限、ということでしょうか。自分の考えとしてはこれはもう決定事項で近いうちに実施されること間違いなしって考えています。ここで考えやめずにさらにこの後の体制や医療情勢、社会がどうなっていくか考えをすすめると・・・・この制度が実施されるとどうなるか・・・・・・・・

って自分の考えまとめたので書こうかと思いましたが、皆さんにも自分で予想してほしいのでここまでとしてやめておきますね。(でもちょびっとだけ書くと、この計画が実施されたとしても医師のスキルアップはもちろんのこと、地域の医療現場の改善にはつながらないのではないかなって思っています。皆さんはどう考えますか?

もとは http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000144905.html の 資料 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000144965.pdf から引っ張ってきています。字が小さいのはご容赦を・・・

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明日の路面状況が良くなっていればいいですね。