厳しいですが、国はもう既に医療提供体制の大幅な縮小に向かって動いているのでしないでしょう【浦河赤十字病院、経営悪化で国と道に財政支援要望へ…日高地方7町など連携】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
読売新聞さんの記事で気になる記事を見つけましたのでシェアします。5月5日の記事です。
浦河赤十字病院、経営悪化で国と道に財政支援要望へ…日高地方7町など連携
「浦河町の浦河赤十字病院(95床)が経営赤字に陥り、維持・存続が危ぶまれるとして日高地方7町が連携し、国と道に財政支援の拡充や制度の創設を求める要望書をとりまとめた。作業には民間の支援組織も協力し、各町議会も協調する方向だ。近隣に必要な機能を代替できる病院はなく、撤退は地域の衰退に直結しかねないことから関係者は危機感を強めている。
浦河赤十字病院は、道が定める2次救急指定・・・」
道民としては悲しいですが、マクロの視点で見ると正直国はもう採算の取れない人口減少地域での医療提供体制については、大幅な縮小方向で全ての政策を進めています。要望書を出すのはスタンスとしては正しいですが、国は支援はしないでしょう。また道に関しては・・・正直わからないですがせいぜいできて人の派遣の調整くらいが関の山かなと。
医療を取り巻くコスト構造も2026年に入り大きく変化しています。おそらく市立室蘭のように、今年~来年にかけて閉院(もしくは大幅な縮小)という選択肢をとる地域の医療機関が数多出現します。全てに道や国が対応することは難しいことは当事者の人も理解しているでしょうから、結局上記要望書は
要望書の提出→国も道も色よい返事なし→縮小へ
という道筋のためのパフォーマンスなのでしょう。
医療はこの数年で平成の30年分の改革の遅れを取り戻すべく大きく変化していきます。資料を読み常に先を見据えて準備していきたいですね。医療者としても、北海道札幌に住むものとしても・・・
*医療者の方は、医療提供体制がこれだけ劇的に変化する中でどうキャリアを積むかをきちんと考えておかないとやばいですよ!!
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