昨今の訪問看護についての雑感
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
訪問看護が本格的に市民権を経て10年近く経過しました。今でも外来でも在宅でも「訪問看護とは何か」を説明する機会はたくさんありますが、確実にかつての時よりは認知度は上昇していると現場では感じています。
自宅で安楽に、穏やかに過ごす、そして最後まで過ごすためには自分と波長の合う、ウマがあう訪問看護師さんが必要であることは必要条件ではあります。日々の生活や医療におけるACP、治療方針なんかも医療と生活両者をみる訪問看護師さんの方が在宅医よりもいい選択ができる、そんなこともまま経験もします。
ただどうやっていい訪問看護師さんを探すのかに関しては、正直皆さん試行錯誤されているのではないでしょうか?この問題、本当に難しいですね。皆さんはどうされているんでしょうか??
現状訪問看護についてはホスピスや高齢者住宅、小児や精神領域などで問題を抱えているのも事実です。事業所も玉石混淆です。
患者さんから
「先生、いい訪問看護師さん紹介してよ!」
って聞かれること結構経験しますが、これはこれで対応がちょっと難しいんですよね。紹介することはできるんですが、そもそも「在宅医であり経営者である今井」にとってはいい訪問看護師さんであっても、患者さんにとって本当にいいかどうか、これは別の次元の話なんですよね。(評価軸がちょっと違うんですよね、今井もそれは理解していますんで、できる限り患者さんにとっていい訪問看護師さんを紹介するようにしています(^^♪)
訪問看護のあるべき論、いい事業所とは、いい訪問看護師とは、そして医師と患者さんの評価の軸の違いなど、訪問看護の成熟はまだまだこれからですね。営利が先行し過ぎて大きな制約がかからなければと、それは心から願っていますが、どうなっていくのか・・・そんなことを最近は訪問看護について考えています。(訪問看護の魅力ややれることなどはよく知っているので、現状の変化は少し悲しいっていうのが実感です)
とだらだらと週末らしく訪問看護についての雑感でした。皆さんは訪問看護について何か思うことはありますか?よければ少し考えてみてくださいね。
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