在宅医療者が現場で「難しいな」と感じた時の対応について
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です。
先日とある経験浅めの訪問看護師さんから
「このケース、どう対応したらいいか分からなくて……」
と診療後の立ち話で相談を受けることがありました。
「その気持ちよく理解できる!!」今井はそう思いましたよ。事実難しい対応が求められる場面でしたし、実際そう思って聞いてくれたことはうれしかったです(^^♪
在宅医療って現場は決して綺麗事だけじゃないですよね。 患者さんとご家族間で、または兄弟や親子などの家族間でも意見が対立していたりすることもままありますし、時には患者さんがどうしても必要な薬を飲んでくれなかったり、あるいは生活環境そのものに介入するのが極めて困難だったりすることもあります。
まぁ在宅医療を経験すればするほど、「これは難しいなぁ」と頭を抱える瞬間、誰にでも必ずやってきます。
さてではそんな時に我々在宅医療者はどう対応すべきなのか?今日は上記で今井が相談を受けた時に5分程度で伝えたことをちょっとだけまとめて書いてみたいと思います。
1.まずは絶対に「一人で抱え込まない」こと
在宅の現場に行くとどうしても「自分一人でなんとかしなきゃ」と思ってしまいがちです。でもそれってあんまよくない、いや一番危険な状態なんですよね。
我々にはチームがあります!事業所内のスタッフ仲間、一緒に診療している医師や看護師、ケアマネさんやヘルパーさんなどなど。難しいと感じた時こそ情報をオープンにして
「ここが難しいよ~!」
「困ってまーす」
ってとチームに共有することは悪くないと思いますよ。というかまずはこれが第一歩目です(^^♪頑張って開示していきましょ~
2.医療者の「正解」を押し付けていないか立ち止まる
そもそもなんですが対応が難しいと感じるケースは、結構な割合で我々医療者が「こうあるべき(病気を治す、数値を良くする)」という正解と、患者さんやご家族の「こう生きたい」という思いがズレている時に起こることが多いです。
目先の医療的成果だけを追うとドツボにハマります。いったん立ち止まって、「この人にとっての本当の幸せは何だろう??」って視点を変えてみると、スッと解決の糸口が見えることがままありますよ。
3.「難しい」と感じる自分を否定しない
そもそも他人の人生や生活の場に土足で踏み込んでいくのが在宅医療です(^^♪なんでマニュアル通りにいかなくて、難しくて当たり前なんですよ。だから、「難しい」と感じる自分は能力が足りないんだ、なんて落ち込む必要はありません。それは皆さんが患者さんの人生に本気で向き合っている証拠です。今は物知り顔で講釈垂れている今井みたいな在宅医も経験を積む前は全く同じ状況でした(^^♪
気にせず、ただ逃げはせずに頑張っていきましょう!
在宅医療って正解のない問いに向き合い続ける仕事ですよね。難しいと感じることは悪ではなく、当たり前のことです。逆にそれを感じなくなった方がよくないと今井は思っていますよ。
なーんて今井は考えていますが皆さんのお考えはいかがでしょうか?? そうは思いませんか?( ^^♪
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