外来の診察室ではわからない、自宅に行くことで初めて理解できることがある
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
かかりつけ医としてコツコツと診療していると、最近は月に2~3人くらいは外来診療→訪問診療に移行する患者さんがいらっしゃいます。
そこで気がつく事実、それは
外来でもそれなりに時間をかけて診察していたのですが、やっぱり自宅に行ってこそ理解できることがある
ということです。外来の小さな診察室だけでその人を診療することが完結するなんて思っていてはやっぱりダメなんだな、と患者さんに教えてもらえます!(^^)!
住宅の造り、薬の保管とその飲み方、食事の時間、椅子や家具の配置、家族の関係、そしてその人の過去、など。診療をする上での示唆はやっぱり在宅医療の方が多く、その人をより立体的に捉えることができるようになりますね。
これまで外来診療では解決しなかった問題が、点と点がつながり一気に解決される瞬間が在宅にはある・・・そういう瞬間は外来も在宅も両方やっていてよかったなと心から感じますよ。
さて本日は病棟&訪問診療の1日です。朝から長く診療させてもらっていた患者さんの看取りからスタートしましたが、頑張って診療していきたいと思います。
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