診療報酬の上げ幅は適正なのか?世界の社会保障コスト上昇のトレンドは?【シンガポールにおける医療費の二桁増加、2026年以降も継続見込み】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
いくつか海外の社会保障制度の現状について資料を探していましたが、ちょっとだけ気になった記事を見かけたので皆さんにシェアします。
診療報酬改定の上昇、日本では3%だ!(=診療報酬改定は2年に一回なので1年でみたら医療費の上げ幅は1.5%)って言っている最中、海外の社会保障給付のコストはどの程度上がっているのか・・・この資料で確認しましょう。以下興味ある方はどうぞ。ウイリス・タワードワトソンの12月19日の記事↓
医療の高度化、人口の高齢化などの原因により、アジアのどの国も年率で言えば年間
10%以上のコスト増大
がほとんどです。上記は民間の医療保険の現状を出しているので、公的な日本の保険制度とは若干見るべき視点は違いますが、大事なことは「本来は自己負担をある程度勘案するならその程度は毎年支払いのコストを上げなければいけないんだ」ということは理解すべきでしょうね。
と上記をみると日本の年率1.5%って相当頑張っていると思うのは今井だけでしょうか?現状上げるべき金額を上げないでどうやってそのコストを回収しているかと言えば、日本の医療現場や製薬業界が、世界的なインフレの波を『身を削って』吸収し、国民の負担増を食い止めている防波堤の数字」と解釈するのが妥当ではないかなと。
やっぱり日本の社会保障制度の最も早々に改善すべきは、保険給付の範囲の見直しとフリーアクセスの制限ではないでしょうか?とか考えたり・・・難しい問題ですね。
さて皆さんは諸外国と比較して日本の診療報酬の上げ幅についてはどう考えるでしょうか?そして今後5年10年20年先を見据えた時、社会保障制度改革はどう行っていくべきでしょうか?よければ海外の現状も比較した上で、一人一人が考えてみてくださいね(^^♪
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