公開日:2025年12月22日

ホスピス住宅、精神科訪問看護にようやく調査のメスが・・・遅すぎますが【【独自】訪問看護、1月全国調査へ 厚労省、不正請求問題で】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

神経難病やホスピス型住宅や精神科訪問看護など、医療保険を利用する訪問看護の不正についてはかなり昔から現場では問題視されていました。

今回ようやく調査が入るようですね。以下12月21日のヤフーさんの記事↓

【独自】訪問看護、1月全国調査へ 厚労省、不正請求問題で

「ホスピス型の有料老人ホーム入居者や、精神障害者を対象にした訪問看護ステーションに対し、厚生労働省が健康保険法に基づき来年1月から全国一斉に調査を始めることが21日、関係者への取材で分かった。訪問看護を巡っては、不正・過剰な診療報酬の請求が横行していると指摘され、医療・介護業界で問題になっていた。厚労省は不適切な事業者には報酬の返還を指導する考えだ。

 

そもそも論ですが、現場の感覚として

真っ当な、普通の医療を在宅の現場で行っていたら、上場できる利益なんてでませんから

これが唯一の真実です。んじゃできているのはなぜ?ってなったら・・・それは何をしているの??って話だと今井個人は考えています。

 

基本的に診療所や病院などの医療法人に監査が入って不正が認識されると

全額返還&一発で免許取り消し

が普通です。社会保障制度上不正請求などで法を守らない、制度の原理原則を守らない人は即刻退場してもらうのが今までのルールでした。

ホスピス型住宅や精神科訪問看護の監査にて不正が認定された場合、国はどのような対応をするのでしょうか?今井が気になるのはそこですね。多少の金額返させて何もしないのか、それとも従来のルールで臨むのか・・今後もこの記事は定点観測していきたいと思います。

 

それにしても悪貨が良貨を駆逐するというのが真面目にやっている事業所からしたら厳しいですよね。住宅×訪問看護=不正、悪っていう認識が静かに広がっているのが・・・1在宅医療者の今井としてはちょっとだけ悲しいですよ。

上記問題に対しての皆さんのご意見はいかがでしょうか??

 

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