【外来診療の現場から】限られた時間でかかりつけ医をうまく利用するための方法は?
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
今井の外来診療は月水金の午前中となっておりますが、「かかりつけ医として希望しています~」と言って受診してくれる方、結構いらっしゃいます。(言わなくてもかかりつけ医だと思ってくれている方もいるでしょうが(^^♪)
30代、40代の若年者であればある程度訴えもクリアで、短時間で問題点を把握、解決策を提示できるのですが、高齢者、ことに認知症の患者さんに関しては訴えも多く、かつ診察室だけでは解決しない問題もそこそこあるため、結構対応として苦慮する場合がままあります。
多剤投薬への介入、他の医療機関とのすみわけの、ケアマネとの連絡調整、サービスの新規導入の可否とその根拠の説明、リハの指導、問診しながら体調や病状のチェック→投薬調整、患者さんだけでなく家族の困った問題への対応などなど・・・一通りできる範囲では対応してあげたいとは思いますが、正直現在は外来診療では一人に避ける診療時間はマックスでも30分が限界です。(しかも全員にそれは難しいです・・・)というか多くの開業医で診察に30分当ててくれる医師はそう多くないと思います。
ということでもしたくさんの問題を抱えていて、限られた時間でできる限り医師に理解してほしい、解決策を相談したいと思う患者さんやご家族がいるのなら、是非事前に解決したい問題点をまとめて簡潔に文書化しておいてください、そして診察前にそれを渡してください。
そうすれば全体像を把握した上で、効率よく困っている問題にフォーカスをあてて対応することができますから。
問題が1,2くらいならそこまではしなくてもいいでしょう。ただ色々気になる点があるのなら、診察室に入ってからそれを述べるのではなく、できれば事前にまとめておいて教えて欲しい・・・そう今井は考えていますよ。
外来では効率よく多くの患者さんを診療していきたいですし、そうすべきだと考えています。だって在宅医療の経験をもって外来診療をしている医師はそう多くなく、困っている患者さんや家族の助けになりたいと思っていますから。是非是非受診される患者さんやご家族におかれましては、上記をご理解の上ご協力していただければと考えています。
よろしくお願いしますね!!
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