住宅からの不当な圧力→主治医変更となった経験、在宅医なら誰しもがあると思います【ホスピス型住宅への訪問看護指示書、4割の医師が不適切な記載を要求された経験あり】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
12月4日の日経メディカルさんの記事にホスピス住宅の問題点について気になる言及がなされていました。以下どうぞ↓
ホスピス型住宅への訪問看護指示書、4割の医師が不適切な記載を要求された経験あり
「日本在宅医療連合学会は2025年12月1日、訪問看護ステーションが併設された高齢者住宅、いわゆる「ホスピス型住宅」における訪問看護や訪問診療の実態について、同学会の医師会員へのウェブアンケートの調査結果を公表した(外部リンク:日本在宅医療連合学会[調査結果、調査報告])。ホスピス型住宅への訪問診療を行っている医師の約4割が、訪問看護指示書に虚偽病名や複数回訪問の指示などを記載するよう、不適切な要求を受けた経験があると回答。また、こうした要求に応えないことで、主治医変更への圧力を経験した医師は約6割に上った。」
医療保険を利用した高齢者住宅において、同様の圧力→主治医変更になった経験を有する医師は一定数いるはずです。今井も経験あります。
今井の事案としては
とある住宅に患者さん入居
→訪問看護指示書は普通通りに作成
→系列会社の針灸マッサージ会社を利用するので同意書作成しろと強要
→当然拒否する
→主治医変更
ですね。
まぁ上記のような事例は表にでてこないだけで記事のように山ほどあるでしょうね。今後対策はどうしていくのか・・・まぁ普通に考えたら不正している会社に医療機関並みの厳罰導入&施設における訪問看護の包括化はマストでしょうか。
12月、1月の議論で来年の診療報酬改定が決定されます。今後この問題を巡ってどのような議論がでてくるのか、定点観測していきたいと思います。皆さんのご意見はいかがですか?
-
時間ある方は以下の項目をチェック!!
法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓
直近のいまいホームケアクリニックの診療実績について知りたい方はこちら↓
法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓
在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓
同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓
在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓
外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓
医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?
MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓
リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓
病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓
人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?






