家族の気持ちによりそうということ
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
ここ数日コツコツと患者さんを訪問診療の現場で診療させて頂き、患者さんのご家族の揺れ動く気持ちに接する場面が多くありました。
老衰の患者さんに対し何かできることはないか、一つでもできることをしてあげたい、点滴でも投薬でもベストなことをしてあげたい、何とかしてあげたいと願う家族の方もいれば、終末期に差し掛かっている患者さんに対し少しでも一緒に時間を過ごしてあげたいと布団を横にしき一挙一動を気にして生活されているご家族もいらっしゃいます。
たくさんの患者さんやご家族を診てきた在宅医の個人の意見としては、「そんなに無理にしなくてもいいのかな」ともちょっとだけ思いますが、それでも患者さんとご家族の関係は一人一人違うので、個人的な考えは差し置いて、個々のケース対しどう対応してあげるのがベストなのか、毎回心情を慮り、先を見通し、その都度その都度ご家族の気持ちによりそいながら診療を行っているつもりです。
在宅医療の現場で患者さんとその家族の気持ちによりそうこと・・・これは在宅医として現場に立ち続ける間は、ずーーっと難しい問題として取り組むことになりそうです!(^^)!コツコツと頑張っていきたいと思います。
医療者として患者さん家族によりそうこと、皆さんはどう実践されていますか?
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