公開日:2025年09月24日

介入のタイミングは早すぎずに、遅すぎずに・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

最近在宅医療の現場でたまに感じることは、「その介入のタイミング、ちょっと早かったかも!」とか、逆に「タイミング逸してるよ~」っていうタイミングの難しさについてです。

在宅医療の現場では病状や家族背景などに個別性が高いため。患者さんの状態に応じた適切なタイミングでの介入が非常に重要だと今井は考えています。特に介入の時、仕方によっては、患者さんや家族の生活の質(QOL)を高めることもできますし、逆に低くなることも当然あります。

 

例えばですが・・・・病状の認識が今一つ落ちていない患者さん家族に今後の見通しを説明するとき、感情的に納得した時に話をしないといけないことを早すぎるタイミングで説明したら余計に混乱してしまいますよね?

まだ全然先のことを考えられない患者さんや家族に

「動けなくなったらどうしますか?」

「残されたお子さんにどうする予定ですか?」

なーんて聞いても正直無意味どころか不快な感じ、心理的な負担しか残らないですよね。

逆に遅すぎる場合、例えば痛みへの介入が時期を逸している場合「もう在宅で過ごすのは無理だろう」「早々に入院させたい」ってなってしまいます・・・

 

適切なタイミングの見極めって経験が蓄積されるまでは難しいもんです。未経験者がこのタイミングをどう見極めるかと言われると、それは多職種(もしくはチーム内のベテラン)との情報交換しかないかなと思います。今井も聞かれた場合は多事業所の訪問看護師さんに「こうした方がいいよ」ってもちろん伝えられますが、問題意識を持たない人にはいくら言っても無意味なのであえてこちらからは話はしません。厳しいようですがそれが現実です。(明らかに患者さんに不利益の場合はもちろん別ですし、その人が介入してない分こっちでより介入するようにはしますが)

 

介入のタイミングは早すぎずに、遅すぎずに・・・医療だけの問題ではないかも知れませんが!(^^)!大事ですよね。皆さんは諸問題に対してのタイミングの見極め、どうされていますか??

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

直近のいまいホームケアクリニックの診療実績について知りたい方はこちら↓

【2025年上半期】当院の活動を数字で振り返る

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。