資料提供:がん治療と仕事の両立に関する調査2025
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
現在はがん患者さんも治療をしながら勤務する、というのが社会として普通になってきていますが、それでも社会全体としてどうなっているのかを確認する資料ってあまりないかと思います。
今回三菱UFJリサーチ&コンサルティングさんから関連資料が公開されていたので是非皆さんにシェアしたいと思います。以下興味ある方どうぞ↓
がん治療と仕事の両立に関する調査2025
PDFはこちらです。
時間のない人向けに調査結果の概要だけ抜粋して紹介します。(できればきちんと資料読んでみてください(^^♪)
■調査結果の概要
回答者の年齢層は、前回調査よりも男女ともに高年齢層の割合が高くなっている。一方、診断時の進行度は、前回調査よりも「0 期」の割合が 6.8pt 増加し、早期に診断を受けた人が増えている。
がん罹患後に転職・再就職した人は 14.2%であった。また、がん罹患後に転職・再就職した人のうち、正社員のまま働いている人の割合は 74.3%であり、前回調査から 18.1pt 増加した。
がんに罹患した際に職場がとった対応をみると、「勤務先が今後の働き方について、あなたの意思や希望を確認した」が約 4 割ともっとも多く、前回調査から増加している。
がん治療と仕事の両立のために活用できる制度は、規模の大きな企業ほど整備されており、前回調査よりも多くの制度で導入率が高まっている。中小企業は、制度の導入・利用ともに、大企業よりも低い傾向がみられるが、「遅刻・早抜けなどの柔軟な対応」については、利用率が高い。
仕事の都合を理由に治療の予定を変更したことがあるかをみると、「よくあった」「ときどきあった」の人の割合はあわせて 23.8%であり、前回調査から 9.5pt 増加した。
就業継続見込みが高い人の職場では、「所定時間内で仕事を終えることを奨励」、「仕事の手順を自分で決めることができる」、「職場内で必要な情報が共有されている」「上司や同僚とのコミュニケーションが円
滑」、「労働時間の長さではなく仕事の質で評価される」等の特徴がみられた。
どの職場でもそうだと思いますが、今はがん治療をしながら働いている同僚をサポートしてあげるということは普通になってきています。組織が制度としてきちんと整備するのはもちろんですが、普段からのコミュニケーションを通して組織の一人一人が皆とそういう関係性を育んでおくことも非常に大事ですよね。
皆さんはこの資料を読み何を考えましたか?よければ教えてくださいね!
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