根底にある問題点は・・・【奈良県立医大、ハラスメント相談を「悪意なし」と退ける 出産直前の女性医師に上司から連絡 出向いた帰りに転倒、帝王切開】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
数日前の記事ですが医師の妊娠出産とパワハラについて奈良県立医大の問題がオープンにされていました。以下興味ある方は一読してみてください。8月24日のものです↓
奈良県立医大、ハラスメント相談を「悪意なし」と退ける 出産直前の女性医師に上司から連絡 出向いた帰りに転倒、帝王切開
色々な捉え方はあるでしょうが、今井はこのトラブルの一番の問題点は
①妊娠中のスタッフに対する組織としての向き合い方
②上司とスタッフの意識の違い
ではないかと感じましたよ。
①に関しては、一般の会社であれば、いくら社会人としての感謝の気持ちを伝えるのが普通であっても(特に医師では)、妊娠中で休みに入っているスタッフを会社に呼びつけるというのは現代の感覚では普通ではないですよね。あくまでスタッフの立場にたってマネジメントしていくのがこの令和の時代では必須なのに、スタッフマネジメントの原理原則が組織としてきちんと徹底されていないのかなと。
また②に関してはこれは完全に年代の違いもあるでしょうが、今の20代は医師としてのプロフェッショナルな立場というよりは1労働者としての側面が色濃くでています。勤務医は労働者なんだという認識をきちんと管理側がもっていないから、当該問題が起きたのかなと今井は感じましたよ。(当直の件なんかも最たるものですよね、普通スタッフを大事にするなら、聞き方とかもかなり注意、気をつけて話すべきかなと)
いずれにせよ大事なことは「人を大事にしない組織には人は残らない」という至極当然の原理を改めて医療業界は認識すべきだなということだと今井は考えています。同年代の女性医師がこの組織に就職したい、残りたいと思うでしょうか?スタッフ目線での組織運営について、改めて大学病院は考えるきっかけにすべきではないでしょうか?
皆さんのお考えは如何ですか??
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