公開日:2025年09月01日

根底にある問題点は・・・【奈良県立医大、ハラスメント相談を「悪意なし」と退ける 出産直前の女性医師に上司から連絡 出向いた帰りに転倒、帝王切開】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

数日前の記事ですが医師の妊娠出産とパワハラについて奈良県立医大の問題がオープンにされていました。以下興味ある方は一読してみてください。8月24日のものです↓

奈良県立医大、ハラスメント相談を「悪意なし」と退ける 出産直前の女性医師に上司から連絡 出向いた帰りに転倒、帝王切開

色々な捉え方はあるでしょうが、今井はこのトラブルの一番の問題点は

①妊娠中のスタッフに対する組織としての向き合い方

②上司とスタッフの意識の違い

ではないかと感じましたよ。

 

①に関しては、一般の会社であれば、いくら社会人としての感謝の気持ちを伝えるのが普通であっても(特に医師では)、妊娠中で休みに入っているスタッフを会社に呼びつけるというのは現代の感覚では普通ではないですよね。あくまでスタッフの立場にたってマネジメントしていくのがこの令和の時代では必須なのに、スタッフマネジメントの原理原則が組織としてきちんと徹底されていないのかなと。

また②に関してはこれは完全に年代の違いもあるでしょうが、今の20代は医師としてのプロフェッショナルな立場というよりは1労働者としての側面が色濃くでています。勤務医は労働者なんだという認識をきちんと管理側がもっていないから、当該問題が起きたのかなと今井は感じましたよ。(当直の件なんかも最たるものですよね、普通スタッフを大事にするなら、聞き方とかもかなり注意、気をつけて話すべきかなと)

 

いずれにせよ大事なことは「人を大事にしない組織には人は残らない」という至極当然の原理を改めて医療業界は認識すべきだなということだと今井は考えています。同年代の女性医師がこの組織に就職したい、残りたいと思うでしょうか?スタッフ目線での組織運営について、改めて大学病院は考えるきっかけにすべきではないでしょうか?

 

皆さんのお考えは如何ですか??

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

直近のいまいホームケアクリニックの診療実績について知りたい方はこちら↓

【2025年上半期】当院の活動を数字で振り返る

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。