公開日:2025年08月20日

【在宅医療、在宅緩和ケアの現場から】患者さんや家族の意思決定を支援する

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

最近立て続けに治療方針に悩む在宅医療、在宅緩和ケアの患者さんがいらしゃいました。医師としては医療の選択肢は提示できるけれど、本人の考えや家族の考えからどちらを選択したらいいか非常に悩ましいケース・・・もちろん医師だけでなく患者さん家族にとっても同じです。

必要な情報を提供したとしても、

「その治療を選択した後にどうなるんだろう?」

という不安の払しょくは中々難しいですよね。医師としても先々変化する病状や状況まで未来予測は完全にはできないので、「自分の過去の経験では○○でしたが、・・・」という話はできますが、やっぱり自分のこととなると決めるのが本当に難しいのが現実です。

 

自分は医師として自分が「こうしたらいいんじゃないですか?」って話をもっていけば患者さんや家族の方がそういう方向に気持ちが傾くのを理解しています。そういうこと(結論がでるように議論を誘導すること)をした方がいい場合と、しないで結論がでるまで会話を横で見守り、じっと待つことが必要な場合とがあるのかなと考えています。

ここ最近は自分の考えを伝えるのは本当に最後の最後で、患者さんや家族の方が悩むフェーズというのはその後のことも考えると大事なんじゃないかと考え安易に議論を誘導しないように気をつけていますよ。

何がベストの医療なのかを決めるのは自分ではない、やっぱり助言やアドバイスはできるけれど悩んでもいいから患者さんや家族の方が決めるのを手助けしたい・・・時間はかかりますが在宅医やかかりつけ医としてゆっくりと対応していきたいですね!(^^)!

 

さて今日は外来&在宅医療&病棟の1日です。コツコツと頑張っていきたいと思います。

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

直近のいまいホームケアクリニックの診療実績について知りたい方はこちら↓

【2025年上半期】当院の活動を数字で振り返る

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。