公開日:2025年05月23日

落ち着くまで4ヶ月

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

大活躍中のお掃除ロボット@暮らしによりそう診療所

 

今年の2月に中央区のとあるGHの診療を○○病院の訪問診療部さんから引き継ぎました。GHが診療を変えたいと思った理由は

①緊急時の対応

②認知症患者さんへの対応

の2点(それ以外も??)に不満があったから、とのこと。管理者の方とは別のGHで一緒に働いたこともあり、最初にこちらが事前に欲しい情報とGHから困っていることをきちんと伝えて欲しいことをお伝えして診療開始となりました。

最初の2ヶ月でまずは服薬整理をスタート、夜間不穏に関しては諸々の投薬調整、3×になっていた薬は2×や1×で対応できないかを検討し服薬回数をより少なく、投薬内容に関しても家族の方に記載して頂いたACPの書類を参考に、できる限りシンプルにシンプルにしていきました。

最初の2ヶ月で大まかな調整は終了しほぼ落ち着いたケアが提供できるようになり、前回の診療ではほぼ全員の薬剤調整が微調整のレベルでも終了しようやっと理想の状態となりました。

ここまで診療を引き継いでから4ヶ月・・・大体このくらいの時間があればなんとかなりますね(^^♪

 

自分はGHでの診療は患者さんの状態と同じくらいGHのスタッフが安心して夜間もある程度困ることなくケアを提供できているか、というのを重視しています。2025年の現在、GHでわざわざ働いてくれるスタッフさんは本当に貴重です。彼ら彼女らを大事にしないと結局はGH運営がうまくいかなくなる→患者さんが困る、というサイクルに間違いなくなってしまいます。

こういう視点って自分が経営者からなのか、それとも1在宅医として自然と培ってきた視点なのか、正直自分は自分を客観視、分離して考えることができないのでよくわかりません(^^♪が、間違いなくGH診療での真実の一つなんじゃないかなと個人的には考えていますよ。

 

ということでGHでの診療はこんな感じでやっています。うまく調整はしていますが、正直事前に情報交換きちんとしていれば2ユニット18人の診療は1時間程度で終了すること、十分可能です。要は何を目的に診療するか、GHさんとどう協力して患者さんを診ていくかっていうスタンスをきちんと決めることかなと今井は考えています。

 

もう1ヶ所くらいならGHや高齢者住宅の診療受け付けています。今井の診療を希望する方は暮らしによりそう診療所までご連絡くーださい。お待ちしています。

 

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