公開日:2025年05月19日

勤務医?開業医?在宅医療のCOI

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

最近病院での勤務を継続しながら在宅クリニックを自ら開設するという医師がちらほら見られるようになってきました。札幌では10年ほど前にとある脳外科病院の先生がされて最近まで経営されていましたが、その先生以外はあまりいなかったので今後どうなるかなぁと気にしていたところ、最近ぽつらぽつら見られるようになってきたというが市内状況です。

 

基本的にはどの先生も

病院で自分が診察した患者さんを自分のクリニックに紹介→その後在宅で加療→体調悪くなったら入院させる

という感じで診療していると思いますがいくつか問題があります。今井が思いつく限り出していくと

①在宅医療の適応について自分で考え自分で調整するためファジーにならないか(在宅医療の過剰適応となる可能性あり?)

②トラブルが起きた時の責任の所在 病院?クリニック

③病院勤務時間内の緊急対応についてどうするか

などがありますが、最も大きい問題は

勤務している病院と自分の診療所の間で利益相反な行為が起こらないか

ではないかなと思います。

 

基本的に今井が病院経営側だとしたら、こういう形態で開業する医師は雇用継続は難しいと判断するでしょうね。組織としてのガバナンスが緩くなりすぎて医療機関、病院のために働くという意識がどうしても薄くなる、周囲の医療者にいい影響を与えないと判断するからです。

副業は今の時代ある程度認められているとは思いますが、それは本業との間に大人としての線引きはきちんとすることが大前提、重要ではないかなと今井としては考えます(古い考え??)。昔の言葉で言うと”節操がない”って言われても仕方ないのかなぁって思いますが、皆さんのお考えはいかがでしょうか?

病院に勤務する=(患者さんはもちろんですが)その組織にとってプロとして正しい行為をする、それがスタンスとしては正しい職業人ではないでしょうか?

 

上記の形態で開業考えている医師の方いたら情報交換くらいは可能ですよ(^^♪気軽にご連絡くださいね~

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。