We should face reality【訪問介護 人手不足で依頼断る事業所相次ぐ 労働組合調査】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
連休ですが医療関係の記事はチェックしています。NHKの記事で気になる記事を見つけましたのでシェアします。以下興味ある方どうぞ。5月5日の記事です↓
訪問介護 人手不足で依頼断る事業所相次ぐ 労働組合調査
「・・・介護職員などで作る労働組合「日本介護クラフトユニオン」は4月、訪問介護事業所の管理者とケアマネージャーを対象にインターネットのアンケート調査を行い、合わせて1000人余りから回答を得ました。
それによりますと去年4月以降にヘルパーの人手不足によってサービスの提供を断ることがあったか聞いたところ、事業所の管理者の89.4%が「ある」と答えました。
また去年、事業所の収入が減少したと答えた管理者は55.2%に上り、このうち73.3%の人は減収の最も大きな理由が「人手不足でサービスの依頼を受けられなかったため」と回答しています。
一方、ケアマネージャーへの調査でも、およそ3分の2の人(68.3%)が、ヘルパー不足で必要なケアプランが組めないことがあったと答えました。」
今井の体感としても札幌の状況は上記記事の通りではないかと感じています。施設系の介護はまだいいですが、居宅の支援力が過去10年を振り返ってみると極端に落ちて来ています。看護は充足しつつありますが、特に記事の通り介護はかなり難しい状況ですね。
今後この状況が継続すれば訪問看護も出来高ではなく包括化→一部訪問介護の仕事も代行、なーんて時代が来てもおかしくないかと本当に考えてしまいますね。そうなるとそもそも訪問看護って何が訪問看護なのかときちんとした意味付けができていないとアイデンティティが喪失することになることも・・・・
一般市民の方で現在介護には関係ない方は気にしないかもしれませんが、いざという時のために見たくない現実でも見て理解しておくべきかと思います。We should face reality・・・現実は着々と変化しつつあります。きちんと考えて準備しておきたいですね。
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