公開日:2025年03月31日

医療機関はここまで予見可能性や回避可能性の義務を負うべきなのでしょうか?【入院の80代男性が転倒、右脚骨折 センサー作動も看護師駆け付けず 尼崎総合医療センター】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

病院医療の一コマに関して気になる報道がありましたので皆さんとシェアします。神戸新聞さん、これって報道される程度のことなんでしょうか?3月28日ヤフーニュースさんより

入院の80代男性が転倒、右脚骨折 センサー作動も看護師駆け付けず 尼崎総合医療センター

「 兵庫県は28日、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)で肺炎治療のため入院し、せん妄も発症していた80代男性が1月、夜間に歩いて転倒し、右大腿骨を骨折する医療事故があったと発表した。患者がベッドから起き上がると看護師に連絡がいく「離床センサー」が作動していたが、看護師は業務が一区切りしてから様子を見に行こうと考え、訪問しなかった。事故は午前5時過ぎに起きたが、前日午後8時半以降、14回作動していたという。患者は翌日に手術を受け、転院先でリハビリを続けている。」

 

これは医療機関に責任があるのでしょうか?正直これで医療過誤や責任を問われての裁判になるのなら、病院は70代、80代~その上の世代は入院させることが難しくなります。家族との合意があったから発表になったのか・・・・これでいちいち報道されていたら医療機関なんて運営はまず無理ですね。

 

医療機関はここまで予見可能性や回避可能性の義務を負うべきなのでしょうか?そしてもしそうならどれだけ莫大な人員と手間をかけることになるのでしょうか?こんな義務がある医療機関で夜勤をしてくれる看護師さん、本当にいるのでしょうか?

 

皆さんのご意見はいかがですか?良ければ教えて下さいね。

 

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