公開日:2025年03月27日

医師の働き方改革に取り組むと救急医療は・・・・【徳洲会で違法な長時間労働 大阪労働局が是正指導を公表】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

医療のニュースで気になる記事を見つけましたのでご紹介します。医師の働き方改革に付随するニュースです。

徳洲会で違法な長時間労働 大阪労働局が是正指導を公表

「大阪に本部がある医療法人徳洲会が、複数の病院で医師に違法な長時間労働をさせていたとして大阪労働局が是正を図るよう指導したと公表しました。
徳洲会は「指導を真摯(しんし)に受け止め改善していきたい」としています。

大阪労働局によりますと、大阪に本部がある医療法人徳洲会の傘下にある複数の病院で、法定労働時間を超えて医師を働かせていたほか、時間外・休日労働が最長で213時間にのぼるケースがあったということです。・・・」

 

現場の1医師としては、徳洲会さんが時間外救急にかなり力を入れてくれているおかげで助かっているのは現実としてあります。ただ時代の流れとして医師の働き方改革にこれだけ国をあげて取り組む姿勢を示している中で、現状のままで継続できるかと言われればそれは難しいと思っていましたが、やっぱり国もそろそろNoと言い始めた訳ですね。

今後間違いなく徳洲会さんもある程度は医師の労働時間についてはコントロールせざるをえず、その影響は現場にもでてくるでしょう。

病院に行きたくても診てくれる医療機関がない、救急医療が受けられない、そんな時代が来なければいいのですが・・・正直病院にはもう経営的な体力は全くないので、不採算である救急医療に対しそんなに熱心には取り組めません。今後各地域で医師の働き方改革が進んだ時に医療提供体制がどうなっていくのか、上記の記事なども読みながら観察していきたいと思います。

 

皆さんの地域の救急医療はどうなっているでしょうか?良ければ少しだけ考えて、調べてみてくださいね。

 

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