おびえている訪問看護事業所、札幌にも存在する・・・かな??【訪問看護の「指導」を強化へ 高額請求、不適切なケースも 厚労省】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
ヤフーニュースの記事で気になる記事を見つけました。3月12日のものです。以下どうぞ↓
訪問看護の「指導」を強化へ 高額請求、不適切なケースも 厚労省
ちなみにこの報道の元になった資料は3月12日に開催されたこちらの会です↓
ここのこちらの資料です↓
訪問看護ステーションの指導監査について
数枚だけスライド抜き出します。
資料中に<医療費の額が大きいステーションほど増加率も大きくなっており、レセプト1件当たり平均医療費10万円未満の訪問看護ステーションは136%の増加率であるのに対し、50万円以上の増加率は717%となっている。>って完全にホスピス系住宅やPDハウスの影響じゃないかと思いますが、在宅でもやりたい放題している事業所さん、あるんでしょうね。
まぁ本当に直行直帰とかで適当にやっている訪問看護ステーションさんとか、精神メインのステーション、医療の訪問5分で終わっているのに水増ししているステーションさんとかは監査が入ることにおびえているところもあるのではないかなと思います。(正直そういう事業所のモラルも今一つなら、それを良しとしている看護師さんも問題なんですがね・・・)
真っ当にやっている訪問看護ステーションさんがもちろん大多数ですが、過去10年以上の自分の経験からすると「ん??これは??」って思うステーションさんもやっぱり年1,2か所はありましたから・・・どのようにメスが入るのかちょっと注視していきたいと思います。
自分の予想としては
①今回報道あり→実際春~夏にかけて数か所のやりたい放題訪問看護ステーションが摘発される(主に住宅、施設併設系だが居宅も。内部スタッフからの密告を元に)
②次回の診療報酬の改定議論の真っただ中で上記が大々的に報道→結果施設系や在宅含め訪問看護ステーションの点数や縛りが厳しくなるべきと世論誘導
③2026年改定で大きく減算
が筋書きかなと思っています。2024年改定で敷地内薬局が大きく減算された時にアインさんが生贄にされた事件と同様の構図です。(今回はおそらく実際違反があったステーションさんが摘発されるのがちょっと違うところですが)
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