在宅医療クリニックの夜間当番を在宅医療を知らないDrがしているってこと、ままあります。
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。
先日配偶者の方が在宅医療を受けている、という方が初診で外来に来られました。受診自体はその方の一過性の体調不良であまり時間をかけないですぐに終わったのですが、むしろ時間がかかったのはその後の旦那さんが受けている在宅医療への愚痴を傾聴することでした。
曰く今診療を受けているクリニックの先生に夜間往診を依頼することが2度程あったが、来る先生が都度違う&在宅医療でできることについてよく理解していないようで一緒に来てくれた看護師さんが全て決めているとのこと・・・まぁ正直夜間に来る医師が毎回違うというのは当院も当番制であるのでよくあることですよ、とお伝えしたのですが、来るDrが在宅で何したらいいかよくわかってなさそうという指摘に対してはノーコメントで傾聴させて頂きました!(^^)!
すごいと今井が個人的に思ったことは、よくそういう医療者側の状況を冷静に観察しているな、っていう点なんですが・・確かに在宅クリニックによっては夜間は非常勤の医師で回しているところも増えているので(その方が常勤Dr集めやすいですし)質の点ではどうしても落ちる部分は出てきます。というかそもそも在宅知らないDrがやっているので仕方ないんですよね。
ただ当院としてはそういうのは患者さんに不誠実だろうと考えているので夜間も普段在宅やっている常勤のDrのみ、在宅医療をよく理解しているDrだけで診療しているんですが、それを言ったら悪口になってしまいそうなのでただただ聞くだけに留めておきましたよ。
在宅クリニックは医療の質もそうですが診療の仕方、体制も本当にまちまちです。病院のMSWの紹介されたから、ケアマネさんに紹介されたから、っていう理由で選択されるのはいいんですが、きちんと自分達の求めるものにあっているかどうかは患者さんと家族が判断すべき時代ではあるので気をつけて選択してくださいね。(ただ判断のための情報は限りなく少ないのが現状ですが・・・)
クリニックによる違い、ですが、例えばですが他にも医師会未加入→インフルワクチンなどの予防接種が自費になる、などもクリニックによってはあり得ます。(札幌市は予防接種業務を医師会に委託しているのでそうなるんですよね)
当院は現在も中央区、西区、北区、手稲区、南区などで在宅医療や在宅緩和ケアを行っています。診療に興味がある、もしくは一緒に働きたいなどと希望する方は気軽にご連絡くださいね。お待ちしています。
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