医療と介護の報酬はそろそろ適正にしなければ誰もいなくなりますね【介護事業者の倒産・休廃業が過去最多の784件、うち7割は「訪問介護事業」 “介護難民”の増加に待ったなしの現状から脱却するには?】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。
ちょっと寝てすごしている週末ですが、ヤフーの記事で気になるものを見つけましたのでシェアします。3月6日のものです
介護事業者の倒産・休廃業が過去最多の784件、うち7割は「訪問介護事業」 “介護難民”の増加に待ったなしの現状から脱却するには?
自分の肌感覚としても在宅の訪問介護士さんを見つけるハードルがかなり高くなっており、在宅医療を十分に受けられる土壌が徐々にですがなくなりつつあることをこの数年、特にこの1年は感じています。
なんでもかんでも報酬上げれば解決するわけではないですが、少なくともこの数年据え置かれている診療報酬(介護報酬なんか下がっていますからね)を次回改定では大きく変化させなければ医療・介護事業所はこの業界から撤退する人が多くなってしまい経営できなくなるでしょう。
報酬を上げるためには正直今のような無駄、時代にそぐわない診療報酬の体系と医療システムを大きく根本から変えなければいけないでしょうが、それができるかどうかと言われると・・・正直難しいでしょうね。
このままでは本当に”そして誰もいなくなった”っていうのが現実になる可能性が高いです。次回2026年の診療報酬改定の議論は今年の春~秋にかけて本格化します。継続して定点観測していきたいと思います。
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