多剤投薬への対応をコツコツと
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
外来の現場でも在宅の現場でも日々コツコツと多剤投薬への対応を行っています。特に多いのが認知症がらみの薬ですね。漫然と投薬されていた抗認知症薬が本当に効果があるのかどうか、また周辺症状の対応のために処方されていた各種の薬が過度に抑制されるような原因になっていないか見極めて減薬可能かどうか検討していっています。
まぁ最終的には一度止めて経過みるしかないので、8剤服用しているような人であればまずは1剤止めて1か月経過みる、問題なければもう1剤止めて経過みて、まぁこれは減らしたらよくないなと思われたら元に戻して他の薬を減らせないか再度トライする・・・限られた診療時間の中数か月かけてそんなことを繰り返しています!(^^)!
大事なことは家族だけでなく周囲のスタッフの声もきちんと聴くこと。ケアマネさんや入っていたら訪問看護師さんやデイのスタッフさんなどからもできる限り情報を集めて、その上で必要性の有無を判断するようにしていますよ。
さて本日は外来&在宅&病棟の日です。減薬を意識しながらかかりつけ医として、また在宅医/病棟医として頑張っていきたいと思います。
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