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公開日:2025年02月14日

安楽死を認めるべきかどうか、皆さんはどう考えますか?【死も自己決定 安楽死が急拡大するケベック州、74%が合法化に賛成 拡大路線にはらむ危険】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

産経新聞の記事で気になる記事をみかけましたのでご紹介します。お時間ある方是非リンク先の文章読んでください。

死も自己決定 安楽死が急拡大するケベック州、74%が合法化に賛成 拡大路線にはらむ危険

「・・・カナダの安楽死制度は、21年に「死期が予見できる」という終末期の要件が撤廃され、27年には精神疾患患者への適用が予定されている。ケベック州が先鞭(せんべん)をつけてきた制度拡大への意識が、国内で広がりつつある。一方で、拡大路線に歯止めをかける地域もある。保守地盤が厚い西部アルバータ州は、精神疾患患者への適用を認めない方針を提示。安楽死の意志決定プロセスへの監視を強化する仕組みの導入も検討している。

近年、安楽死が急拡大したカナダ。しかし、導入から10年近くを経て、内在してきた方向性の違いも顕在化している。やがて意見対立が高まれば、分断の火種になる懸念もぬぐい切れない。

安楽死法制に詳しい同志社女子大教授の谷直之(58)=医事刑法=が指摘する。

「安楽死を患者の権利と認めたことで国民の抵抗感がなくなり、拡大路線につながったのではないか。安易な選択肢となり、立場の弱い人々への圧力となってはならない。世界はカナダの動向を注視すべきだ」」

 

 

自分は安楽死に関しては明確に反対の立場です。(尊厳死なら理解はできますが)これまで「早く死にたい」と最初は言っていた患者さんが、きちんとした緩和ケアを受けて毎日を過ごしている中で

「生きていることには意味があった。先生、看護師さんありがとう」

と言っていた場面を何度もみてきたから、です。

充分な緩和ケアの提供と社会的な支援があるのなら、限られた時間であっても最後まで生きていくということはその人にとって意味がある・・・そう現場の経験から実感しています。

 

皆さんはこの問題についてどう考えますか?社会全体としてどう取り組むべきと思いますか?

 

 

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