公開日:2025年01月25日

全国各地で救急搬送困難が多発・・・病院医療崩壊のぎりぎりまできていますね。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

この1週間救急搬送が困難というニュースをよく見た気がして少し振り返ってみたところ、結構な事例があったことに気がつきました。順不同に載せてみます。

県内の「救急搬送困難事案」過去最多に インフル流行で増加 茨城

香川:救急搬送困難 最多1711件 

インフルエンザで医療体制がひっ迫 救急搬送困難事案が急増 熊本

救急搬送困難、仙台市で過去最多に インフルエンザや雪で転倒など

 

救急隊の出動に時間がかかった、ではなく、単純に救急搬送が困難であったということから基本的には医療機関側の問題が大きいことが示唆されます。救急車を受け入れるだけの余力がない、それは病床の問題なのかマンパワーの問題なのか、現場で働いている感覚としてはマンパワーの問題が大きいのかと思います。

正直病院経営側としては救急車の受け入れは診療報酬上はメリットが大きいので現場には受けるように絶対に伝えているはずです。それでもこれだけ搬送困難が起きるのは現場がもう無理と判断しているからでしょうね。

 

都市部では救急車の不適切利用がさらにこの状況の悪化に拍車をかけているのもあると思います。全国的な課題として救急車の適正利用について2025年度中に目途を立てるべきではないかと今井は考えますが、皆さんはどう考えますか?そしてこれだけ負荷がかかっている医療現場(特に病院)がこのままでいいのでしょうか?

医療保険の制度、診療報酬の制度、生活保護やメンタル含めた医療費助成の制度、そろそろ根本からメスをいれて大きく変える時期に来ているのではないでしょうか?ツギハギだらけのシステムではもう無理・・・・そう思いませんか??

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。