公開日:2024年10月14日
現在の過剰な医師偏在対策、5年~10年後には絶対に見直されると断言します。
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です
医師不足医師不足と声高に地方自治体が声を上げているのをよく耳にします。直近1週間でも関連する記事を適当に上げてみると、まぁ以下のようにわんさかでてきます。3分調べただけです!(^^)!
地方の医師不足 実効性ある偏在是正策を
秩父医療圏 医師不足で人繰り限界…地域偏在対策が急務
[社説]医師不足と偏在 地域事情考慮した策を
地方の病院の医師不足対策を…13県の知事が「医師の偏在」対策を厚労相に要望 医師の高齢化問題も
都市部の病院に採用された臨床研修医、地方で一定期間働く仕組み導入へ…集中防ぐ狙い
地域枠の普及&研修医の派遣・・・・さらに今後は医師の異動の制限も間違いなく出てくるでしょう。
基本的には今井は今の医師偏在対策はポピュリズムに走りすぎた対策で、どこかの段階で地方での医療は大幅にシュリンクすることになると考えています。
要因ですか?実は医師なんて関係なくて、”医師以外の人不足”及び”財政不足”が一番影響のある因子だと思っています。
看護師もそう、看護助手さんも、リハも、また以外に表に出てこないのですが重要なのが事務の不足及び質の低下です。医療機関運営をしていくのに必要な事務員が地方は圧倒的にもう足りなくなってきています。それを補うための財源ももちろんありません。現状でもこうなのに、5年後にはどうなっているでしょう?まさに”国破れて山河在り”ではないですが”病院破れて医師在り”の状況になるのはほぼ間違いないと思います。(患者さんも都市部に大移動するでしょうし)
過剰な医師偏在対策は今後50年スパンで考えると禍根を残す政策となりうる、そう今井は確信しています。
それを踏まえた上でこれから医師になる研修医や医学生、高校生は進路をきちんと考えておく必要があるでしょうね。
今井なら・・・今こういう状況をきちんと把握しているからですが、今医学生になるのなら○○を目指しますかね!(^^)!皆さんなんだと思います?よければ考えてみてください。声かけてもらってあっていたら”それ正解です”ってお伝えしますよ!!
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