公的病院も大学病院も構造改革は待ったなし!【国立大学病院長会議 32病院が収支マイナス260億円に拡大見通し 診療報酬改定で人件費増を吸収できず】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です
ミクスオンラインの記事で気になる記事を見つけましたのでご紹介します。10月7日のものです。
国立大学病院長会議 32病院が収支マイナス260億円に拡大見通し 診療報酬改定で人件費増を吸収できず
根底には2024年の診療報酬改定とインフレに伴う経費の増加があるとは思います。なので収入増やしてくれ!って大学病院が声高に叫ぶのは理解できますが、それでも民間であればこれだけマイナスになっているのであれば真っ先に取り組むのは”固定費の削減””人件費の削減””業務の削減”です
無駄な経費はないのか、少ない人数でいかに効率よく業務ができるのか、また不必要な人員はいないのか、業務を効率化できないのか、それをまずはすべきかなと。
大学側としてはそもそも教育や研究などの不採算な部門も担っているのだから赤字になるのは仕方ない、と考えているかも知れませんが、そもそも赤字がこれだけになると、生き残るためには何を犠牲にするの?っていうことも考えないといけないですよね。研究なのか、教育なのか・・・もうそういう選択を自らしていかないとダメなんでしょうね。大学だから研究は削れない、とか、高度医療は絶対にしなければいけない、だとか色々と固定観念自体を変えていかないと生き残れないかなと。そういう選択を国が強いていることをもう現実に認めなければいけないのでしょう。
公的病院もそう、大学病院もそう・・・・待ったなしの構造改革(いいか悪いかと言われれば、残念だとだけしか言えませんが)は避けられない時代だなと今井は考えていますよ。皆さんのお考えはいかがですか??
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