手稲区で訪問診療で開業する先生がパタパタと！差別化の検討が必須ですね。ちなみに当法人では・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です

北海道厚生局の新規指定保険医療機関・保険薬局一覧表は毎月定点観測しているのですが、１０月から手稲地区で訪問診療を主体で開業する先生がいらっしゃることを知りました。１１月には飯田先生も開業するでしょうし、これまで渓仁会病院の家庭医療クリニックさん１強体制だったところにパタパタと開業医の先生が増えることになりますね。

地区の住民の方にとってはいいことでしょうが、開業されている先生、これから開業する先生にとってはライバルがこれからぞくぞくと増えるでしょうから、どう差別化していくかっていうことは必須の課題になるでしょうね。

ちなみに当法人が差別化のために行ってきた点を挙げると

①複数医師体制をきちんと運用

②MSWが敷居の低い相談窓口として機能

③みなし看護、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所が存在

④年中無休のかかりつけ外来

⑤トップが積極的に情報発信（対して役にたっていませんが!(^^)!）

⑥在宅医療のための有床診療所の開設←NEW

と、コツコツとですが他の診療所が思い立ってもやりづらいことを形にしてきています。あくまでメインは患者さんと近い距離で診療していける在宅医療、在宅緩和ケアですが、そこを中心として本当に患者さんに必要なことを考えて、意図して、行動している結果がこうなっていますよ。まぁ正直③④⑥なんて特にやろうと思ってもできない診療所がほとんどでしょうから大きな差別化のポイントかなと。

これから在宅の分野で開業する先生は”先生ご自身の魅力”はもちろん必須でしょうが、それ以外のプラスアルファをどれだけ見つけられるかが勝負の分かれ目になるハズ・・・逆に言えばそれさえ考えられればまだまだ開業していけるってことになります!(^^)!（ただ在宅未経験でいきなり、っていうのは正直厳しいでしょうし、何より患者さんに対して不誠実かなと思いますよ）

変化する札幌の訪問診療、在宅医の分布や状況、今後も定点観測しながら経過診ていきたいと思います。

＊ちなみに当院も手稲区、北区でも在宅医療、在宅緩和ケアを行っています。興味ある方は気軽にまずはご相談ください。お待ちしています！！

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