「救急はもう受けられない」そう判断する日が遠くない日に来るでしょうね~増える搬送、足りぬ医師 「働き方改革」から半年 北海道内から「地方の救急体制維持困難」の声~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
10月1日のヤフーニュースにおいて北海道の病院、具体的には名寄市立総合病院の救急に焦点があたった記事が掲載されていました。以下皆さん一読してみてください。何を考えますか?
増える搬送、足りぬ医師 「働き方改革」から半年 北海道内から「地方の救急体制維持困難」の声
「勤務医の時間外労働に上限を設ける「医師の働き方改革」が始まってから1日で半年となる中、救急医療を担う道内各地の医療機関が、医師の労働時間削減に苦慮している。地方の医師不足が慢性化しているにもかかわらず、高齢化の進展で救急搬送の件数が各地で軒並み増えているからだ。同様の傾向は今後も続くとみられ、現場の医師らは「このままでは地方の救急体制を維持できなくなる」と危惧(きぐ)する。
「完全に休める日は月に1日あるかどうか。医師の人数も十分でなく、働き方は昨年と変わっていない」。名寄市立総合病院(359床)の砂田大貴・救命救急センター長(31)は疲れ切った表情で語った。 同病院は24時間365日体制で重篤な救急患者を受け入れており、名寄市のほか100キロ以上離れた稚内市などの患者にも対応する。常勤医の人数は5年前の74人から66人に減ったが、昨年の救急搬送の件数は過去最多の2064件に達した。 勤務医の残業時間は今年4月から、原則として年間960時間までと定められた。地域医療を支える機関などとして都道府県から指定を受ければ、特例で年間1860時間まで認められる。同病院は救急対応のある救急科や外科など7診療科で道から特例を受けた。 同病院では制度開始後の4~6月のわずか3カ月で、外科医ら4人の残業時間が月100時間を超えた。救急外来の縮小など診療体制への影響は現時点で生じていないが、政府が特例を廃止する35年度以降も体制を維持できるかは不透明だ。 砂田センター長は「(軽症の救急患者を診る)地域の開業医らも高齢化しており、今後も搬送数は増える。将来的に地域の救急医療体制の維持が困難になる事態もあり得る」と指摘する。 総務省消防庁などによると、昨年度の道内の救急搬送件数は最多の27万1266件で、過去10年で3割増えた。同庁は全国の搬送件数が30年度まで増加を続けると推計しており、道内の件数も当面増えるとみられる。 道地域医療課によると、残業時間の特例が認められた道内の26件のうち、救急医療の維持を申請理由としたのは18件と7割を占める。 医療機関の業務効率化を支援する北海道医療勤務環境改善支援センター(札幌)は「働き方改革の影響で医療体制が縮小した道内の病院はほとんどない」と説明するが、限られた医師で救急医療を担う地方の拠点病院の多くは残業時間の削減を進められていない。」
-
以下興味ある項目をチェックしてみてください!!
24年11月開設予定の有床診療所の看護師さん募集始めました。→こちらをどうぞ!
2024年上半期の当院の診療実績→こちらをどうぞ!
入職祝い金制度導入しました。是非直接応募ください→こちらをどうぞ!
24年秋~25年度から勤務できる医師を募集中→こちらをどうぞ!
SEさん募集しています→こちらをどうぞ!
法人運営、事務長したい方募集しています→こちらをどうぞ!
人事部立ち上げました!!一緒にやってくれる方まだまだ募集しています!→こちらをどうぞ!
成長する医療法人でブランディング業務やってみませんか?→こちらをどうぞ!
南区で活動しているさっぽろみなみホームケアクリニックについて
さっぽろみなみホームケアクリニックでは常勤医を募集しています!→こちらをどうぞ!