こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＠今井です。

北海道新聞の記事で訪問看護について言及している気になる記事を見つけましたのでご紹介します。８月１８日の記事です。

「難病の客からは1人90万円の報酬を」、過剰な訪問看護　福祉ビジネス、違法な助言をするコンサルも

前々から自分は言っていますが、企業として営利をある程度追及するのは当然のことなのでそれはダメだというつもりはありません。ただ医療や福祉という公的な役割を期待され税金を投入されている分野の事業所としては、どう考えても営利がファーストプライオリティになってはダメで、あくまで患者さん家族に適切な医療や介護を提供する、というのが第一義に来るべきかと考えていますよ。

施設だけでなく通常の在宅でも上記のような営利目的の訪問看護事業所、本当に増えてきましたね・・・営業担当とかエリアマネージャーとか直行直帰、インセンティブなんて言葉が並んで看護師募集している訪問看護事業所は要注意かなって思っています!(^^)!

医療や介護の仕事は基本的には利用者の人はプロには知識や情報の質や量がどう考えてもかなわないですからね。それだけ事業所毎に、または一人一人にプロとしてのマインドと行動が求められているハズです。上記のような事業所に対し今後社会はどのような対応をとるべきでしょうか？皆さんはどう考えますか？

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